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麻しん風しん予防接種について
麻しんとは
麻しんは、感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすい病気です。感染力が強いので、麻しんワクチンの接種が有効な予防法です。
風しんとは
風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を主な症状とするウイルス感染症で、3日程度で治ることが多いことから「三日ばしか」とも呼ばれ、基本的には病後の経過に心配の少ない疾患です。しかし、まれに突発性血小板減少症や脳炎などの合併症を併発することがあり、妊娠初期に風しんにかかると、胎児に感染して先天性風しん症候群(難聴、白内障、先天性の心臓病のうち、2つ以上の症状を持って生まれてくることが多い)が高い確率で発生します。
麻しん風しん予防接種を受けましょう
風しんの予防接種は、現在は麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)として定期予防接種の対象になっています。
対象者
第1期:1歳児(1回)
第2期:小学校就学前の1年間(1回)
費用
無料(対象の年齢を過ぎた場合は有料になります)