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市長コラム

市長コラム 粋庵

2012年2月1日
名取市長 佐々木 一十郎(ささき いそお)

佐々木市長

「どんぐり子ども図書室」

 広報なとり2月1日号の表紙を飾った「どんぐり子ども図書室」。被災し利用できなくなった名取市図書館を復興しようと、全国から多くのご支援をいただき、1月6日に開所式を迎えることができました。

 各被災地に木造の震災復興応急住宅モデル「どんぐりハウス」を作っている東海大学と、岐阜県の木造建築の専門業者さん、資金を調達してくださった日本ユニセフ協会、組み立て式の本棚を作ってくださった登米市の林業関係者の皆さん、宮城県図書館や宮城大学の皆さんなど、実に多くの方々のご協力、ご支援で「どんぐり子ども図書室」が完成しました。

 オープン記念のセレモニーには子ども連れの皆さんにご参加いただき、さっそくお気に入りの絵本などを探し出し、貸し出し手続きに列をなしておりました。こんなにも待ち望んでおられたのかと、本との出会いを大切にしている皆さんの笑顔に勇気を頂きました。

 また、1月15日には子育て支援サイト「ミーテ」の皆さんが会員に呼びかけて、それぞれが大事にしていた絵本1冊ずつを集めて図書館に寄贈してくれました。 

 どんぐり子ども図書室を名取市に建設するよう取り持ってくれたのは、ICT技術者でつくる災害ボランティア組織の副代表さん。この組織の代表とは昔から親交があり、設立総会で被災地の現状報告をする機会も頂きました。また、絵本を届けていただいたミーテでは、寄贈先をファンタジー作家の星乃ミミナさんに相談したところ「名取市へ」と紹介されて今回の寄贈が実現しました。このミミナさんとも以前からの仲。今回の災害では多くの市民の皆さんがそれぞれの人脈でいろいろな支援を名取市に呼び込んでいただいております。「持つべきものは友」をしみじみと実感しているところです。今後ともみんなで努力してまいりましょう。 

 名取の子どもたちは、未来の名取市を創る大事な人材です。本と出会い、親しんで自立できる人として成長するよう願っております。多くの方に子ども図書室を利用していただいていますが、実はまだほんの一部の方です。ぜひ、お子さんと、あるいはお孫さんとご一緒に足をお運びください。

〒981-1292 名取市増田字柳田80
電話:022-384-2111