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現在地 ホーム 組織別インデックス 教育部 学校教育課 シリーズ 閖上小・中学校開校に向けて(1回目~5回目)

シリーズ 閖上小・中学校開校に向けて(1回目~5回目)

 市教育委員会では、東日本大震災で被災した閖上小・中学校の平成30年4月開校を目指し、準備を進めています。
 そこで、開校まで「シリーズ閖上小・中学校の開校に向けて」として、新しい学校の教育活動や校舎づくりの概要、進捗状況をお知らせします。

 1回目 「こんな学校をつくります(目指す学校像)」

 新しい学校の目指す学校像を「地域とともに歩む魅力あふれる小中一貫教育校を目指して」としています。
 これは、平成25年1月に教育委員会で策定した『名取市立閖上小・中学校再建の基本方針』にある「魅力ある、特色ある学校づくり」「地域と連携し、地域とともに歩む学校づくり」「地域防災拠点としての学校づくり」の3つの柱をもととしています。

 多くの児童生徒や保護者の皆さんが「通いたい」「通わせたい」と思えるような魅力ある学校をつくりたいと考えています。

 2回目 「魅力ある、特色ある学校づくり」

 閖上小・中学校学区にお住まいの皆さんはもちろん、市内全域から「通いたい」「通わせたい」と思われる学校になるように、次のような魅力ある、特色ある学校づくりを進めていきます。

 これまで小学校と中学校に分けて行ってきた義務教育を1つの学校にして、9年間を見通した教育を進めることのできる小中一貫校にします。その中でグローバルな人材の育成を目指し、閖上の歴史・伝統・文化・産業などを学ぶ「閖上学」や国語力や英語力の充実を目指す「コミュニケーション学」の創設を検討しています。
 また、子どもたちが生き生きと学ぶことのできるように、花と緑が溢れ、ゆとりとぬくもりある校舎を造ります。そして伸び伸びと学ぶことができるように、ランチルームや多目的ホール・閖上や防災に関する資料室をはじめとする充実した施設・設備を整えることを考えています。

 今後もさまざまなご意見を伺いながら、より良い学校づくりを進めていきます。

 3回目 「小中一貫教育校とは」

 小中一貫教育校とは、小学校の6年間と中学校の3年間で行われている教育活動を調整・統合し、9年間の一貫性を持たせた体系的な教育活動を行う学校です。
 9年間を見通し、一貫した教育を行うための教育計画をつくり、一体的な学校運営が可能となります。また、小中学校の教員が協力して教育活動を進めるため、子どもの発達の段階に応じた小学校のきめ細かな指導と中学校の専門性を持った指導の両方の良さを生かした指導を行うことができます。

 小中一貫教育を実施している学校は、すでに全国211市町村、1,130校に達していて、いろいろな成果が報告されています。これらの成果を受けて、文部科学省では小中一貫教育校の制度化を目指す動きが活発になってきています。
 小中一貫教育校には、小中学校の校舎敷地が離れている「連携型」や、同じ敷地内で別々の校舎となる「併設型」もありますが、閖上小・中学校は、同じ校舎で教育活動を行う「校舎一体型小中一貫教育校」とする方針です。

 4回目 「小中一貫教育校の特色と課題①」

 小中一貫教育校の最大の特色(メリット)は、15歳の卒業時の望ましい姿を思い描き、教育活動を進められるところにあります。また9年間を見通し、一貫性をもたせた体系的な教育活動が行えるため、次のような特色ある学校をつくることが可能になります。

 小中一貫教育校の主な特色

 ● 防災教育や地域の歴史・文化など地域の特性を生かした教育活動を盛り込んだり、英語の授業(外国語活動)を前倒しするなど、特色ある教育を行うことができます。
 ● 「10歳の壁」「中一ギャップ」などの課題を解消するため、9年間を見通した教育計画に基づき、児童生徒の発達段階に応じた教育を行うことができます。
 ● 小中学校の教職員が日常的に情報交換を行うことにより、「不登校」「生活指導上の問題」などの課題に組織的に対応することができます。
 ● 授業や学校行事に限らず、登校時や休み時間での異年齢の交流活動がさかんになり、上の学年の子どもたちのリーダー性が育ちます。

 5回目 「小中一貫教育校の特色と課題②」

 これまでに全国で開校した小中一貫教育校で、次のような課題(デメリット)が挙げられています。

 小中一貫教育校の主な課題

 ● 学校生活が9年間連続するため、児童・生徒の人間関係の固定化や生活の中だるみに対する工夫が必要となります。
 ● 授業時間(小学校:45分、中学校:50分)が異なるため、日課表やチャイムの鳴らし方の工夫が必要となります。
 ● 小中学校合同の行事の際、児童生徒の発達段階を考慮した内容にするなどの工夫が必要となります。
 ● 9年間を見通し、一貫性を持たせた体系的な教育活動を行うための計画の作成や準備などに多くの時間が必要となります。

 これらの課題については、開校までの3年間の準備の中で、先進校の取り組み等を参考にし、解決に向け検討していきます。 

 次回の内容

 小中一貫教育校の特色と課題③
 ~デメリット(課題)解消への方向性~ 

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