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現在地 ホーム 組織別インデックス 教育部 学校教育課 シリーズ 閖上小・中学校開校に向けて(6回目~10回目)

シリーズ 閖上小・中学校開校に向けて(6回目~10回目)

 市教育委員会では、東日本大震災で被災した閖上小・中学校の平成30年4月開校を目指し、準備を進めています。
 そこで、開校まで「シリーズ閖上小・中学校の開校に向けて」として、新しい学校の教育活動や校舎づくりの概要、進捗状況をお知らせします。

 第6回 小中一貫教育校の特色と課題③ 

デメリット(課題)解消への方向性

 学校生活が9年間連続するために、児童生徒の人間関係の固定化や生活の中だるみに対する工夫が必要となります。

 このデメリット(課題)を解決するために、現在以下のような対応策の検討を進めています。
 ①9年間の学校生活の節目で、入学式や卒業式以外にも1/2成人式や立志式などの特色ある行事の導入を検討し、メリハリのある学校生活を実現しながら子どもの自己成長感を高めていく。
 ②9年間という長いスパンの中で子どもを見守り、一人一人の子どもの個性や実態に応じた指導を行い、子どもの目標意識を高めていく。
 ③小中学校合同の行事や異学年交流を日常化していくことで親密な人間関係作りを進め、上級生が下級生の世話を率先してできるようなリーダーシップを育成していく。
 ④地域密着型の学校の利点を生かし、学習場面での地域の人材活用や体験学習の充実を図るとともに、小学校での一部教科担任制や小中学校教員の相互乗り入れ授業の導入を検討して、学習の質を向上させ、子どもの学習に対する興味・関心をより一層高めていく。 

 第7回 小中一貫教育校の特色と課題④ 

デメリット(課題)解消への方向性

 授業時間(小学校:45分、中学校50分)が異なるため、日課表やチャイムの鳴らし方などに工夫が必要となります。

 このデメリット(課題)を解決するために、現在以下のような対応策の検討を進めています。
 ①現行の学習指導要領では小学校と中学校の授業時間が異なるため、一日の学校生活の中では授業などの開始および終了時刻にズレが生じてしまいます。
そこで日課表などの作成にあたっては、休み時間や教室間の移動時間などで調整を図り、共通で生活する時間(業間・昼食・昼休み・清掃)を揃えるなどの工夫を検討していきます。
 ②チャイムなどの鳴らし方については、小中それぞれで異なったチャイムを使用したり、教室別に鳴らしたりするなどの方法も考えられます。また、小中一貫教育校に限らず、現在多くの学校で実施されているノーチャイム制(時間間隔を身に付けさせるためにあえてチャイムを使用しない)などの導入も検討していきます。
 なお、日課表作成やチャイムのシステムについては、小中一貫教育の先進校の取り組みを十分に参考にし、より良いものの導入を検討していきます。

 第8回 小中一貫教育校の特色と課題⑤ 

デメリット(課題)解消への方向性

 小中学校合同の行事の際、児童・生徒の発達段階を考慮した内容にするなどの工夫が必要となります。

 小中学校が合同で行う行事としては、学期ごとに行う始業式や終業式のほかに運動会(体育祭)、学習発表会(文化祭)、避難訓練、集会活動などが考えられます。このような行事を計画するにあたっては小学生、中学生それぞれの身体的、精神的な発達段階を十分に配慮した内容を設定するなどが大きな課題となります。
 このデメリット(課題)を解決するために、現在以下のような対応策の検討を進めています。
 ①学年それぞれが、行事のねらいを確実に達成できるように、学年毎もしくは学年部毎(4・3・2制)のねらいや目標を明確にしていくこと。
 ②行事の中での活躍の場や機会を一部の学年に集中することなく、どの学年にも与えていくこと。
 ③場合によっては行事を全体で行う場面と学年毎や学年部毎で行う場面に分ける二部制で行うこと。
 なお、行事の計画にあたっては、小中一貫の先進校の取組を十分に参考にしてより良いものを検討してまいります。 

 第9回 小中一貫教育校の特色と課題⑥

デメリット(課題)解消への方向性

 9年間を見通し、一貫性を持たせた体系的な教育活動を行うための計画の作成や準備などに多くの時間が必要となります。

 平成30年の開校後、小中一貫教育校の学校運営がスムーズに行われるよう、市では本年度より、細かな部分について検討を行うための作業部会を設置し、多くの教員やPTAの皆さんの協力をいただきながら、具体的な内容や計画について協議・検討を進めているところです。
 さらに開校後、初めての小中一貫教育の試みの中で教員が多忙で、子どもと向き合う時間が少なくなることのないよう、以下の点に十分に留意しながら学校運営を進めていきたいと考えています。
 ①教職員間のコミュニケーションを図り、教職員が教育活動に取り組みやすい環境を整えていく。
 ②会議を精選し、事務分担の効率化を図りながら子どもと向き合う時間を確保していく。
 ③余裕のある教育活動を実現するために、教職員の配置などについて、教育委員会が十分な支援を行っていく。
 開校後の課題については、視察などを通して先進校の取り組みを十分に参考にしていきます。

第10回 小中一貫教育校再建の基本計画

 小中一貫教育校として再建する閖上小・中学校の基本計画がまとまりました。

【立地と環境】

 建設場所は海岸線から約2キロ内陸で、土地区画整理事業地の西端です。約4ヘクタールの敷地に校舎、体育館、プールなどを整備します。

【新校舎の概要と主な特徴】

 新校舎は鉄筋コンクリート4階建てで、校舎は中庭を囲む廊下に沿って教室が並ぶ回廊式です。2階は1~4年生、3階は5~9年生の普通教室で、1階には閖上の歴史や文化を学べる郷土資料室、4階には児童生徒全員が入れるランチルームを設けています。非常時対策として、屋上には津波に備えて、1000人余りが一時避難できるスペースと幅の広い避難階段を2カ所配置する設計としていて、災害などに備え太陽光パネルの設置や備蓄倉庫も確保します。

現時点での完成イメージは下図の通りです。
※今後の実施設計で、一部修正することもあります。

閖上小・中学校校舎の完成イメージ

 次回の内容

  小中一貫教育校再建の基本構想

  閖上小・中学校は平成30年4月小中一貫教育校として現地に開校します

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