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現在地 ホーム 組織別インデックス 教育部 学校教育課 シリーズ 閖上小・中学校開校にむけて(21回目~25回目)

シリーズ 閖上小・中学校開校にむけて(21回目~25回目)

市教育委員会では、東日本大震災で被災した閖上小・中学校の平成30年4月開校を目指し、準備を進めています。
そこで、開校まで「シリーズ閖上小・中学校の開校に向けて」として、新しい学校の教育活動や校舎づくりの概要、進捗状況をお知らせします。

第21回 閖上小中学校の特色⑥~防災教育の推進~

 閖上小中学校(小中一貫教育校)では目指す学校像として「地域の防災拠点としての学校」を掲げています。東日本大震災の教訓を生かし、地域の実態に即した閖上小中学校独自の防災教育の推進を図り、自ら命を守ることのできる防災意識を育てながら、将来地域の防災リーダーとなって地域に貢献できる資質と態度を養っていきます。
 そのため、閖上小中学校では次の取り組みを行っていきます。

【命を守る教育のための具体的な取り組み】

①「名取市小・中学校防災教育カリキュラム」を基盤とした閖上小中学校独自の防災教育カリュキュラムの作成と実施。
②学校の全教育活動を通して、状況を的確に捉え知識を備えて行動する力の育成。
③津波に対応した避難訓練や地域との合同防災訓練などの実施。
④学校行事、特別活動、道徳の中での自他の生命を尊重する心と態度の育成。

第22回 閖上小中学校の「4・3・2制」では

 閖上小中学校(小中一貫教育校)に関し、問い合わせの多い「4・3・2制」の学年区分について、これまでもその考え方や大きな特徴についてお知らせしましたが、今回は、閖上小中学校の「4・3・2制」についてさらに具体的に説明します。

4・3・2制のメリットとは

 小中一貫教育校では、学校によりさまざまな学年区分制が実施されていますが、閖上小中学校では次のような考えから「4(前期1~4年)・3(中期5~7年)・2(後期8・9年)制」としました。
子どもの発達段階で大きな変化が起こるのが10歳前後といわれ、この時期は学習内容の難易度も増し、同時に学力が低下する児童が増えてくる、いわゆる「10歳の壁」としても問題となっています。このことから、10歳の境となる時期に学年区分の区切りが必要と考えました。
中学校への進学を機に中学校での授業のやり方や生活リズムなどに不適応を起こす「中一ギャップ」があります。この解消のため、小学校高学年からさまざまな中学校でのシステムを経験させ、不安を取り除くための学年区分が必要と考えました。そこで全課程を前期(小学生期)・中期(小学生から中学生へつなぐ時期)・後期(中学生期)の3段階で区分することで、9年間の児童生徒の発達段階に即したスムーズなつなぎが実現できると考えました。

後期課程へのスムーズなつなぎとなる中期課程(5~7年生)

 「4・3・2制」などの学年区分で、学校生活がイメージしにくいのが小学生と中学生が混在する間の課程(中期課程)といわれています。
 閖上小中学校ではこの中期課程より、教科担任制、部活動などさまざまな中学校でのシステムを小学5年生のうちから経験をさせていきます。早い段階から少しずつ経験を積むことで、「中一ギャップ」を軽減することができ、自然な形で中学校のシステムに慣れることができます。
 また、思春期へと向かうこの中期課程では、早くから「自立の意識」を芽生えさせていくことで、しっかりとした目標や志を持ち後期課程に進むことが期待できます。

 

 第23回 閖上小中学校での英語教育の取り組み

 閖上小中学校(小中一貫教育校)の特色ある教育の「英語教育」については、これまでもお知らせしましたが、今回はさらに具体的な取り組みについて説明します。

9年間の英語教育では

 閖上小中学校では、前期課程(1~4年)より外国語活動(英語)に取り組んでいきます。1・2年生では朝の時間を中心にゲームや遊びを通した表現活動などの経験を積み重ね、主として英語に触れる楽しさを十分に味わわせていきます。また、3・4年生では週1時間の指導の中で、主としてコミュニケーション活動を重視し、英語で表現したり伝え合ったりする楽しさや良さを学習していきます。
 さらに、中期課程(5~7年)の5・6年生では週2時間の指導の中で、英語で読んだり書いたりする活動を取り入れ、7年生および後期課程(8・9年)におけるいわゆる中学校課程での英語学習の土台作りを進めていきます。

 

質の高い英語指導を目指して

 閖上小中学校では、小中一貫教育校のメリットを生かし、中学校の英語科の教員による小学校での乗り入れ授業を積極的に進めていきます。また、ALT(外国語指導助手)をすべての学年・学級を対象として配置し、外国人との交流の機会や場も充実させていきます。専門の教員の指導や生の英語に触れる機会を充実していくことで質の高い英語指導を目指します。さらに、学校行事やICT教育においても英語とのかかわりを持たせた内容を計画し、日常の学校生活でも国際感覚を養い、将来的には海外の団体や学校との直接交流なども視野に入れていきます。

 

第24回 閖上小中学校 特色ある校舎

閖上小中学校(小中一貫教育校)の校舎が地域の避難場所として、その防災設備が充実していることは以前にもお知らせしましたが、今回は、小中一貫教育の特色を生かすための「校舎施設の特徴」についてお知らせします。閖上小中学校の特色ある教育として、異学年や地域との交流を積極的に進めていきます。そこで、新しくできる校舎内には、学年を超えた児童生徒同士の自然な関わりや交流、地域の皆さんとの交流を行う場として、多様な交流スペースを設けています。

ランチルーム

 校舎最上階の4階南東角に設置し、約160席を備え、太平洋や遠く蔵王連峰などの素晴らしい景色が望めます。給食時には児童生徒、教職員全員がここに集まり全校での楽しい雰囲気に包まれたランチタイムが実現できます。また、集会活動などにも利用していきます。

郷土資料室

 1階に設置。震災前の閖上の自然やにぎわい、伝統文化を記録したパネルや震災時および復興途上の閖上のパネルを展示します。閖上の郷土学習(閖上学)の場として利用するとともに、和室も備え、地域の皆さんが来校し交流の場としても活用していきます。

エントランスモール

 校舎と体育館の間に設けられた大屋根により、雨の日の遊び場、保護者との送り迎えの待ち合わせのほか、屋外行事で天候が急変した際の一時待機所など、いろいろなケースでの活用ができます。そのほか、校舎内には中庭に広いテラスや多目的教室を設け、児童生徒の幅広い交流のスペースとして活用していきます。

 

第25回 閖上小中学校 開校までの主な予定

平成29年度 開校までの主な予定

 閖上小中学校の開校まで残すところ1年となりました。閖上小中学校に関わる今後の主な予定についてお知らせします。なお、詳細は今後の広報なとりや市ホームページなどでお知らせします。

①入学・転学希望者の予備調査(4月~5月)

 開校時の児童生徒数を把握するために、入学・転学希望の予備調査を実施します。

②学校説明会(6月下旬実施予定)

対象 閖上小・中学校の保護者並びに入学・転学を希望する保護者

  ・学校の概要説明(施設設備、教育方針について)

  ・通学区域・通学方法および通学手段などについて

  ・開校までの予定

③入学説明会 7月・10月に実施予定(説明会後入学・転学手続き開始)

対象 入学・転学予定の保護者

  ・入学・転学手続きなどについて

  ・通学区域・通学方法および通学手段などについて

  ・制服・運動着・学用品などについて

④閖上小中学校 始業式・入学式(平成30年4月) 

 

次回の内容

閖上小中学校の1日①

閖上小中学校は平成30年4月小中一貫教育校として現地に開校します

〒981-1292 名取市増田字柳田80
部署名:学校教育課
電話:022-384-2111