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平成31年4月号

「人こそ宝」

 最近、クラシック音楽を無性に聴きたくなる時があります。若い時は、かぐや姫や井上陽水、松山千春など流行りの曲に夢中で、クラシックはほとんど聴きませんでした。 

 きっかけは増田公民館の落成式で聴いた地元在住ピアニスト、えなみゆきさんの演奏です。会場の皆さんも素晴らしい演奏に感動したようすでした。おかげで最近は、クラシック音楽に魅了されています。例えば、ラフマニノフ作曲の「ピアノ協奏曲第2番」、マーラー作曲の「交響曲第5番」などは胸にグッとくるものがあります。 

 クラシック音楽が現代に生き続けているのは、時代を超えた何か普遍的な魅力があるからでしょう。私も若い時には気づかなかった何かが、心のひだに沁み入るように響くようになったのかもしれません。

 名取市図書館3階に、尚絅学院大学から寄贈いただいた相馬亮先生の絵画を展示しています。ルノワールやモネなど著名な画家たちが挑戦した世界最古の国際芸術公募展ル・サロンで入選した作品です。写真のように見えますが、実は鉛筆だけで描かれており、見るほどに精緻さ以上の何かを感じさせてくれます。 

 歳を重ねて経験から見えてくるもの。今まで気づかなかったことに触れる喜び。それらを与えてくれた人たちに感謝します。 

 全国中学生スキー大会で優勝し、今春、みどり台中を卒業した中山美咲選手、同じく今春、宝塚歌劇団を退団する仙名彩世さん。名取出身の2人のニュースを見聞きする機会が多くなりました。 

 歴史や自然、観光名所も大切な地域資源ですが、本市にゆかりがある人たちの活躍に触れるたび、やはり、「人こそ宝」なのだと感じます。

〒981-1292 名取市増田字柳田80
電話:022-384-2111