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令和3年3月号

 「震災から10年を迎えて」

 東日本大震災から丸10年を迎えました。

 犠牲になった方々の御霊の安らかならんことを願うとともに、あらためて被災されたすべての皆様にお見舞いを申し上げます。

 過ぎ去ってみれば、あっという間の10年間であったように感じます。

 一方で、避難所から仮設住宅団地やみなし仮設アパートへ、そして復興公営住宅や自力再建へと、暮らしやコミュニティの拠点を移さざるを得なかった被災者の皆様や、在宅で不自由な被災生活を送られてきた皆様のご労苦を思う時、長い長い10年間であったとも感じられます。

 市長に就任以来、復興関連事業を精査し、区画整理や災害公営住宅の整備、学校や公民館など公共施設の復旧、かわまちづくりなど、主な20事業を全体で進行管理する「復興達成宣言スケジュール表」に基づき事業を進めてきました。

 個別には様々な課題に直面し、事業の停滞や遅れがでた場面もありましたが、皆様からのご理解ご協力により、そして職員の努力も結実する形で、予定通り、昨年3月末にハード面での復興達成を宣言することができました。

 20年先を見据えた第六次長期総合計画がスタートしています。

 名取市として仙台空港運用時間の延長(24時間化)に同意して、空港と共生するまちづくりを進めてまいります。

 騒音対策については、関係機関に働きかけしていくとともに、市としても監視や必要な対応を継続します。また、地域振興策については、空港との共生が、地域の暮らしの向上、地域経済の発展や雇用創出など、具体的に結実するよう精進してまいります。

 心の復興はもちろん、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種など、取り組むべき課題は山積しています。

 あらためて多くの犠牲のもとに復興の先のまちづくりがあることを、ここに肝に銘じ、名取市が持続可能なまちとして将来も発展し続けていけるよう情熱をもって取り組んでまいります。

〒981-1292 名取市増田字柳田80
電話:022-384-2111