宇宙を旅した「キバナコスモス」が花開く

東日本大震災から10年の節目に、宇宙から復興支援への感謝を世界に伝えようと実施された「東北復興宇宙ミッション」では、被災した東北沿岸部の各自治体から、様々な記念品が選ばれ国際宇宙ステーション(ISS)へと打ち上げられました。
名取市が記念品として選定したのは、宮城県農業高等学校の生徒の皆さんが「東北・みやぎ復興マラソン」の沿道に植え、ランナーたちを応援してきた「キバナコスモス」の種。
この活動は「オレンジロードプロジェクト」として「なとりこどもファンド」に採択されている事業でもあります。
同校から提供いただいた種は約1か月間のISS滞在を経て、無事、7月末に名取市へ帰還し、生徒の皆さんの手によってほかの種とともにプランターに植え付けられました。
順調に生育したコスモスは見事に花を咲かせ、今、広浦地区の沿道を彩っています。
ぜひ皆さんも、宇宙を旅したキバナコスモスを見にいらしてください。
「東北復興宇宙ミッション」の詳細はこちらをご覧ください((一財)ワンアースホームページへ移動します)
東北復興宇宙ミッション2021 | 一般財団法人ワンアース (the-one-earth.org)
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丹精込めて育てたコスモスを丁寧にトラックから降ろしていく。 |
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「オレンジロードプロジェクト」を実施するTeamオレンジ(宮城県農業高等学校農業経営者クラブ)の皆さん。 |
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令和3年8月27日に名取市役所で行われた「キバナコスモスの種」帰還式の様子。 右から(一財)ワンアース長谷川代表理事、宮城県農業高等学校の皆さん、山田名取市長。 |
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宇宙を旅したキバナコスモスの種。 入れ物はNASA指定のもので、この状態でISSに送られました。 |
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