愛島ドリーム ~地名の由来は?次の世代につなげたいふるさとへの愛着~

市民ライター:寺嶋雅子
愛島もりあげ隊による創作劇「愛島ドリーム」が、愛島公民館まつりで上演されました
「愛島」の名が生まれる前、この地域は「笠島村」「小豆島村」「北目村」「塩手村」の4村に分かれていました。
物語は笠島村長が眠りながら現代の愛島の夢をみるところから始まり、名取郡長と4人の村長が集まる合併の話し合いで「新しい地名をつけよう」と進行します。
創作ですが、もしかして本当に「愛島」はこうして決まった?と納得するような物語。
劇に登場する役者は、みな愛島に暮らす方々。
自然に出てくる方言が温かく、セリフが飛んだりアドリブが入ったりすると、すかさず周りが突っ込んでフォロー。そのたび客席からはドッと笑いが起こります。
劇の元になった「愛島物語」の発表前に、発案者だった当時の代表が亡くなり思い入れが強く、再演するなら内容を変えたかった、と脚本を担当した今野広司さん。
そこで愛島小学校の150周年記念に合わせ、合併理由に「4村の子どもたちが1つの学校で一緒に学んでいること」を加え、子どもたちの将来への夢や笠島村長がみる夢などを重ね「愛島ドリーム」と題したそう。
新しい住宅地ができて地名が変わっても、みんな同じ「愛島」だと知ってもらいたい。
再演について伺うと、「もう考えていない、地域の活動は次の世代に引き継いでいきたい。」と穏やかにお話する今野さん。
若い世代が増えている私たちのまちへの、力強いエールのように聞こえました。
〒981-1292 名取市増田字柳田80 本庁舎3階
部署名:なとりの魅力創生課
電話:022-384-2111
担当係 :
魅力創生係
ダイヤルイン番号:
022-724-71
82