可憐で清楚、華やかさに溢れた“名取ナデシコ”

市民ライター:遠藤
東北一の生産量を誇る名取のカーネーション。
名取では1940年ごろから栽培が始まりました。
今回、小塚原地区で花き生産を営まれる
三浦智和さんにお話をお聞きすることができました。
代々、主にカーネーションを花き栽培されてきた
三浦さんご一家。
広い敷地には、
ガラス温室、ビニールハウスが隊列を成し、
花を守り育てています。
ところで、カーネーションの種類は、
なんと!300とも500とも。
驚きですね!
実は、
日本で売られているカーネーションの約2/3は、
海外からの輸入品だそう。
輸入のお花が溢れていたとしても、
「名取のカーネーションは品質では絶対に負けない。」
三浦さんの力強い言葉でした。
また、
お店で並んでいる開花状態。
地域や時期によって好まれる開花状態はマチマチ。
それはつまり、
お客様へどのようなシーンで届けられるのか?
生産者さん達は想定し、
栽培、出荷しているということ。
綺麗なお花の陰にはたくさんの試練も。
最大の試練は2011年の東日本大震災の津波。
元に戻すだけで約三年を費やした。
私達の身近にあるお花たちには、
生産者さん達の想いが、たくさん詰まっていますね。
もっともっと、
名取のカーネーションを自慢したいところですが、
食品ではよくある産地表示、
切り花の販売ではとても珍しいとのこと。
ですが、
今年は期間限定で産地表示販売を実施したところ、
手に取ってくれる方が多かったそうですよ。
今後は、
知名度とブランド力の向上も目標の一つ、と
三浦さんは力強くおっしゃっていました。
名取のカーネーションよ、咲き誇れ!!
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