- 第1回 令和4年9月28日 「増田地区防災マニュアルの活用法と家庭での備え」
講師 防災安全課職員
9月28日、防災安全課の職員をお呼びし、令和4年4月にリニューアルし毎戸配布された増田地区防災マニュアルの活用法について学びました。防災マニュアル内には、台風などの接近による大雨で河川の水位が上昇するときに、自分自身がどのような行動をとればいいのかを時系列的に書き込むことができるマイ・タイムラインという欄があります。今回は、自分自身と家族を守るための行動をマイ・タイムラインに「いつ」「だれが」「何をするのか」を時系列で書き込みました。受講生同士で日頃からどのような備えをしているのか話し合う時間も設け、防災意識を持つ良い機会となりました。
- 第2回 令和4年10月27日
「移動学習 石巻市震災遺構 大川小学校」
10月27日、石巻方面へ移動学習に行ってきました。石巻市震災遺構大川小学校では小学校を見下ろす裏山に登り、地元のガイドから当時この場所で起こった出来事をお聞きし、そこに町があり、生活があったということをあらためて実感しました。
自ら命を守る力を身に付けることの大切さを学んだ移動学習となりました。
- 第3回 令和4年11月16日 「実践・けがの応急処置~災害に備えあれば憂いなし~!」
講師 洞口整骨院 院長 目時 誠 先生
11月16日、洞口整骨院の院長 目時先生をお迎えし、救急車を要するほどではないけがに対して、けが発生から車で医療機関に移動するまでの段階に応じた具体的な対処法や、患部の固定方法について教えていただきました。受講生が2人1組になり膝に包帯を巻いていく実践では、先生に言われずとも積極的にもう片方のペアの膝に包帯を巻いていき、熱心に学んでいました。応急処置が必要な場面は、いつどこで起こるか分かりません。そして、回復の順調さは応急処置をしたかどうかにかかっていると先生がおっしゃっていました。今回の学びを活かして、とっさの時に慌てずに対応できるよう、実践練習を続けていきましょう!
- 第4回 令和4年12月21日 「心肺蘇生法とAEDの使用方法を学ぶ」
講師 名取市消防署職員
12月21日、名取市消防署の方をお呼びし、胸骨圧迫をしながらAEDを使用する方法を学びました。 胸骨圧迫は、動かない心臓に代わって全身に血液を送り込み、臓器が酸素不足で機能しなくなってしまうのを防ぐ重要な救命方法です。心臓が止まると一番早く影響を受けるのが脳細胞であるため、救急車が現場に到着するまでにこの胸骨圧迫を行うか否かで生存確率が大きく変わることを教えてもらいました。実技では訓練用人形を用いて傷病者の発見から胸骨圧迫、AEDの操作までの一連の流れを学びました。今回で防災講座は終了となりますが、参加した受講生からは「各回で必要な項目に絞って学ぶことができた。」、「AEDの使い方などの知識が人の命の救うことができることを学んだ。」などの感想をいただきました。いざというときのために、私たちができることをこれからも学び続けていきましょう!
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