大人の女性ケア講座

第1回 6月27日(木)「女性の体と心」
            講師:宮城女医会会長 岩﨑 惠美子 先生
 大人の女性を対象に、女性ホルモンや女性の身体について学ぶ講座「大人の女性ケア講座」が20名の受講生で開講しました。
 第1回は医師であり、国内・海外で多岐にわたり活動をされていた岩﨑惠美子先生から講話をいただきました。更年期前後で女性の体はどう変化するのか説明していただき、食事に気を付ける(コレステロールを減らすために炭水化物は減らし、大豆製品等を摂取するようにするなど)、骨粗しょう症予防のために積極的に運動する(ウォーキングがおすすめ)等々、日々の生活を見直すヒントをたくさんいただきました。
第2回 7月1日(月)「バランスボールを使った運動でケア」
            講師:Twinkle mamaby 田村 麻利子 先生
 第2回は、田村先生にバランスボールを持ってきていただき、1人1つずつ借りてバランスボールでの運動について学び、実践しました。
 今後もバランスボールエクササイズを継続するチカラとなるよう、しっかりと効果を説明しながら講義を進めていただきました。大きいものだと腰痛や肩こりの改善にも効くそうですが、実はもっとたくさんの効果がある運動であることを学ぶことができました。
 そして先生の掛け声にあわせて、手も足もバラバラな動きをすることにもチャレンジしたので、脳のトレーニングにもなりました。
 最後はゆっくりとしたストレッチをして体と心を整えてから終了です。
 適度な運動とゆっくりした呼吸で、受講生のみなさんはすっかりリフレッシュえきた様子でした。
第3回 9月2日(月)「漢方と薬膳料理の知恵で体ケア」
            講師:国際中医薬膳師 樋口 佐知子 先生
 第3回は、国際中医薬膳師の樋口先生をお呼びして、中医学の視点から大人の女性の体について学びました。
漢方と漢方薬の違い、漢方の考え方などの基本的なことから、中医学の中の女性の体の変化のとらえ方まで、日常では使わない漢字と戦いながら真剣に学びました。
 後半は薬膳の知恵を詰め込んだ楽しい調理実習です!毎日のご飯作りに活かせる薬膳レシピで、さっそく作ってみる!という声もたくさん聞こえてきました。1回の講義では学びきれない薬膳の世界ですので、この講座をきっかけにもっと深く興味をもって学んでもらえたらうれしいです。
第4回 10月7日(月)「正しい睡眠でケア~暮らしの中の快眠術~」
            講師:東北福祉大学 教育学部 水野 康 准教授
 第4回は、東北福祉大学から水野准教授にお越しいただき、睡眠について教えていただきました。人生の3分の1の時間を占めるといっても過言ではないくらい、人生の中で多くの時間を費やす睡眠ですが、知らないことがたくさん!睡眠が十分にとれていないと、体だけではなく心にも多くの影響を及ぼすそうです。6時間程度の睡眠で十分だと思っている人が多いですが、6時間睡眠を数日続けると、一晩徹夜した日と同程度の体になってしまうそうです。
 睡眠不十分のせいでパフォーマンスを落とさないために、快適睡眠のポイントついても学びました。大きく分けて5つのポイントがありましたが、そのうちの1つに「就寝前のリラックスと睡眠への脳と身体への準備」という項目がありました。寝る前に「快適に眠るための自分」にしておくと、良好な睡眠をとりやすいそうです。
 睡眠についての学びがたっぷりつまった90分、受講生のみなさんは良好な覚醒状態で講座に臨まれていました。
第5回 11月25日(月)「更年期を乗り切る植物療法」
            講師:ルメード・ドゥース 代表 平塚 美華 先生
 第5回は「更年期を乗り切る植物療法」をテーマに、アロマテラピートリートメントを学びました。さまざまな植物に含まれる香り成分の働きを教えてもらい、9種類の香りを確かめた後、自分に必要だと思われるエッセンスオイル(精油)を入れた、オリジナルのトリートメントオイルを作りました。今回材料として用意されたものの働きは、女性にとって魅力的なものばかりで、受講生の方たちはどの精油をミックスするか真剣に悩んで作っていました。
 作った後は、そのオイルを使ったハンドマッサージを教えてもらいました。マッサージをした後は指先までほかほかとあたたまり、「効果の実感が早い」というアロマテラピーの特性も体験できました。
 冷えと乾燥は女性の天敵です!オイルとアロマを上手に活用して、冬を快適にすごしましょう。
第6回 12月16日(月)「女性の味方!?大豆の機能性と発酵食品の魅力」
            講師:甘酒ナビゲーター 蕪城 文子 先生
 最終回は、甘酒ナビゲーター 蕪城先生にお越しいただき、「大豆の機能性と発酵食品の魅力」について教えていただきました。6月から始まった本講座で、ほぼ毎回出てきたキーワード「女性ホルモン」と「大豆イソフラボン」。その二つについての学習を核にして、講義は進められました。また、発酵食品の中でもここ近年注目が集まっている「飲む点滴:甘酒」。甘酒ナビゲーターである先生は、発酵食品の多様性とともに甘酒についてもとても詳しく教えてくださいました。
 最後はもち米でつくったおかゆに、腐乳、ザーサイをのせたものと、糀から作った甘酒を全員でいただきました。酒かすからつくった甘酒とは違い、香りも甘さもやさしくおいしい甘酒と、腐乳の塩っ辛さと旨味たっぷりの初めての味に驚きました。
 更年期前後の女性は、女性ホルモンの分泌量の変化のせいで、急に体や心が変わるので本当に大変です。それでも日頃から食事や運動に気を付けたり、対処する知恵を持っていたりすると、もしかしてその変化が緩やかになるかもしれないということを学ぶことができました。今回学んだ全6回の知識で今後の変化に備えたいと思いました。