(趣旨)

第1条　この条例は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第1項及び第3項の規定に基づき、保育所の設置及び管理に関し必要な事項を定めるものとする。

(設置)

第2条　保育を必要とする乳児、幼児又はその他の児童を日々保護者の下から通わせて保育するため、児童福祉法(昭和22年法律第164号。以下「法」という。)第39条第1項に規定する保育所を設置する。

(名称及び位置)

第3条　保育所の名称及び位置は、次のとおりとする。

(業務)

第4条　保育所において、次に掲げる業務を行う。

(指定管理者による管理)

第5条　市長は、法人その他の団体であって市長が指定するもの(以下「指定管理者」という。)に、名取市閖上保育所の管理を行わせる。

(管理業務の範囲)

第6条　指定管理者は、次に掲げる業務を行うものとする。

(保育時間)

第7条　保育時間は、子ども・子育て支援法(平成24年法律第65号。以下「支援法」という。)第20条第3項に規定する保育必要量の範囲内において、保護者の労働時間その他家庭の状況等を考慮して決定するものとする。

(休日)

第8条　保育所の休日は、次のとおりとする。

(入所資格)

第9条　保育所に入所できる者は、法第24条第1項及び支援法第20条第4項の規定により保育を必要とする、市内に住所を有する乳児、幼児又はその他の児童とする。

(保育料)

第10条　保育所に入所した者の保護者又は扶養義務者は、支援法第27条第3項第1号又は第28条第2項第1号若しくは第2号に規定する内閣総理大臣が定める基準により算定した費用の額の範囲内で市長が別に定める保育料を毎月納入しなければならない。

(市長による管理)

第11条　市長は、指定管理者の指定を受けるものがないとき、指定管理者を指定することができないとき、又は地方自治法第244条の2第11項の規定により指定管理者の指定を取り消し、若しくは期間を定めて管理の業務の全部若しくは一部の停止を命じたときは、第5条第1項の規定にかかわらず、指定管理者を指定し、又は当該停止の期間が終了するまでの間、臨時に名取市閖上保育所の管理の業務の全部又は一部を行うものとする。

(委任)

第12条　この条例に定めるもののほか、保育所の管理に関し必要な事項は、規則で定める。