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応急処置マニュアル 心肺蘇生の手順(乳児1才以下)
更新日:2024年1月10日更新
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1.安全の確認(倒れている人・自分)
- まず周囲の安全を確認し、状況に合わせて自らの安全を確保してから近づく。
- 大出血はないか?
2.反応(意識)の確認
- 意識があるか?
3.助けを呼ぶ(119・AED)
- 大きな声で助けを呼ぶ、119番通報して救急車を依頼する。AEDを依頼する。
『誰か頼てください! 「119番してください
人が倒れています!』 AEDを持ってきてください」
4.呼吸の確認
- 10秒間かけて、目で腹部と胸の動きを見る
5.胸骨圧迫
- 胸の真ん中(乳児の乳首の位置より指1本分下)を垂直に中指と薬指で胸の厚さの1/3沈む程度圧迫する
6.気道の確保(技術・意思がある場合は実施)
- 空気の通り道を作る
7.人工呼吸(技術・意思がある場合は実施)
- 鼻をふさいで軽く胸が膨らむ程度息を吹き込む
8.心肺蘇生法の継続(胸骨圧迫継続)
- 連続した胸骨圧迫、または技術意思があれば胸骨圧迫30回人工呼吸2回を実施
9.AEDの使用
- 電極パッドを指定の位置に貼り、音声メッセージに従い実施する。
※心肺蘇生を救急隊又は、医師や看護師が到着するか、傷病者が目を開けたり、普段りの息をし始めるまで続ける