本文
応急処置マニュアル 水の事故に対する応急手当
更新日:2024年1月10日更新
印刷
水の事故に対する応急手当
水の事故
処置方法
(1)反応を調べる (2)呼吸の確認
(3)正常な呼吸がなければ胸骨圧迫 (4)人工呼吸をする(技術・意思があれば)
- 心臓マッサージを実施中、水を吐いたら顔を横に向け心臓マッサージを行い、人工呼吸時に上を向かせ、心肺蘇生法を実施する。
- もし、おぼれた子供が吐いたら、直ちに横を向かせて、指拭法で口の中をきれいにする。無理に腹部を圧迫して、水を吐かせない。
(無理に吐かせたりすると、吐いた水等が肺に入り込んでしまう危険があります)
- 意識がある場合は、ぬれた衣服を脱がせ、毛布等で保温する。
(濡れたまま毛布などで保温しても体温が低下してしまう)
のどに物が詰まったら
処置方法
- 呼吸状態に異常が無ければ、何もしないで医療機関を受診するか、救急車を呼ぶ。
- 呼吸状態に異常があれば、救急車を呼ぶ。咳をさせる。背中を叩く。
膝で圧迫して背中を叩く
誤って薬物毒物(異物)を飲み込んだ
処置方法
- すぐに吐かせなければならないものや、無理に吐かせると症状が悪化するものがあります。医療機関を受診するか、救急車を呼ぶ。
(危険なものか判断できないものは、消防署へ電話で問い合わせをして下さい) - タバコ
水につかっていた、タバコを飲んだり食べたりした場合または、タバコの葉の部分を2cm以上食べたら、直ちに医療機関を受診するか、救急車を呼ぶ。