不妊・不育に関する相談および不妊に悩む方への特定治療支援事業
不妊・不育に関する相談
~不育症とは~
妊娠は成立するものの、流産、死産や新生児死亡などを繰り返して結果的に子どもを持てない場合を不育症といいます。不育症のリスク因子は、厚生労働研究班によると、約6割近くの人が検査をしてもリスク因子が判明されない場合がありますが、検査によっては子宮形態異常・内分泌異常(甲状腺異常、糖尿病)・夫婦の染色体異常・凝固異常のようなリスク因子が見つかる場合があります。
不育症について詳しく知りたい方は
厚生労働省の研究班が作成しているFuiku-Laboをご覧ください。
~相談窓口について~
宮城県では、不妊・不育に関する専門的な悩みにお答えする不妊・不育専門相談センター(東北大学病院)を開設しています。
一人で悩まず、ご相談ください。
詳しくは宮城県のホームページをご覧ください 宮城県ホームページ「不妊にお悩みの方へ」
相談日
毎週水曜日(年末年始、祝祭日等を除く)午前9時~午前10時
毎週木曜日(年末年始、祝祭日等を除く)午後3時~午後5時
電話番号
022-728-5225
相談料
無料
名取市特定不妊治療(体外受精又は顕微授精)及び男性不妊治療の治療費助成事業について
名取市では、特定不妊治療(体外受精又は顕微授精)を受けられたご夫婦の経済的な負担を減らすため、治療費助成事業を行っています。
男性不妊治療(精子を精巣又は精巣上体から採取するための手術)の助成も行っております。
助成を受けることができる人
ご夫婦又はご夫婦のいずれかが市内に住所を有し、宮城県不妊に悩む方への特定治療支援事業(※1)の承認決定を受けていること
!治療期間及び申請日に、名取市に住所を有する方が対象になります。
(※1)宮城県不妊に悩む方への特定治療支援事業とは、県が指定する医療機関において行われた特定治療に対して、費用の一部を助成するものです。詳しくは仙台保健福祉事務所岩沼支所(0223-22-2188)までお問い合わせください。
リンク:<https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kodomo/r4hunintiryou.html> 宮城県不妊に 悩む方への特定治療支援事業~不妊治療の保険適用の円滑な移行に向けた支援~ - 宮城県公式ウェブサイト
助成金額
- 治療内容「A」、「B」、「D」、「E」の場合は、一回の治療につき10万円を上限
- 治療内容「C」、「F」の場合は、一回の治療につき5万円を上限
- 治療内容 男性不妊治療の場合は、一回に治療につき5万円を上限
- 支払った治療費から、県の助成額を除いた私費分が対象となります。
申請手続き
保健センター窓口に必要書類を添えて提出してください。
必要書類
<共通>
①名取市特定不妊治療費助成事業申請書:保健センターにあります。
②宮城県不妊に悩む方への特定治療支援事業承認決定通知書の写し
③不妊に悩む方への特定治療支援事業受診等証明の写し
④請求書:保健センターにあります。
※申請時に印鑑と銀行口座(本人名義)の分かるものをご持参ください。
※「宮城県不妊に悩む方への特定治療費支援事業申請書」の写しをお持ちの場合は提出して下さい。(過去の申請回数等の確認のため)
<夫婦が市内同一世帯の場合>
⑤住民票謄本(発行から3か月以内のもので、続柄を表示したもの)
※現住所および、戸籍上婚姻関係にある夫婦であることが確認できること。
※同年度内に2回目の申請を行う場合は、前回提出した住民票の発行日から3ヶ月以内の申請であれば添付を省略することができます。
<夫婦が市内同一世帯ではない場合>
⑥夫婦それぞれの住民票抄本(発行から3か月以内のもの)
※現住所が確認できること。
※同年度内に2回目の申請を行う場合は、前回提出した住民票の発行日から3ヶ月以内の申請であれば添付を省略することができます。
⑦戸籍謄本(又は夫婦の分の戸籍抄本)(発行から3か月以内もの)
※戸籍上婚姻関係にある夫婦であることが確認できること。
※同年度内に2回目の申請を行う場合は、前回提出した住民票の発効日から3ヶ月以内の申請であれば添付を省略することができます。
申請期限
治療が終了した日の属する年度内(4/1~翌年3/31) に提出してください。
治療内容
助成対象となる治療は次のいずれかに相当するものです。
- A…新鮮胚移植を実施
- B…凍結胚移植を実施(採卵・受精後、胚を凍結し、母体の状態を整えるために1~3周期の間隔をあけた後に胚移植を行うとの治療方針に基づく一連の治療を行った場合)
- C…以前に凍結した胚を解凍して胚移植を実施
- D…体調不良等により移植のめどが立たずに治療終了
- E…受精できず、または、胚の分割停止、変性、多精子受精などの異常受精等による中止
- F…採卵したが卵が得られない、又は状態のよい卵が得られないため中止
- 男性不妊 精子を精巣又は精巣上体から採取するための手術
※排卵準備前に男性不妊治療を行ったが、精子を得られない、又は状態のよい精子がえられないため治療を中止した場合も助成の対象となります。
(注) 採卵に至らないケース(女性への侵襲的治療のないもの)は助成対象となりません。
問い合わせ先
名取市保健センター
電話:022-382-2456
〒981-1224 名取市増田字柳田244
保健センター
電話:022-382-2456
担当係 :
母子保健係