新型コロナウイルス感染のリスクが高まる「5つの場面」
11月4日(水)現在、県内の新型コロナウイルス感染者数は804名となり、連日のように複数の施設でのクラスター(集団感染)の発生が報道されています。
市民の皆さまには、これまで、基本的な感染症予防策として「新しい生活様式」の実践例などをお知らせしましたが、今回は新型コロナウイルス感染症対策分科会が政府へ提言した“感染リスクが高まる「5つの場面」”を紹介します。
皆さまが感染を避ける行動の参考にしていただければ、幸いです。
感染リスクが高まる「5つの場面」
場面1:飲酒を伴う懇親会等
飲酒の影響で気分が高揚すると同時に注意力が低下する。また、聴覚が鈍麻し、大きな声になりやすい。
特に敷居などで区切られている狭い空間に、長時間、大人数が滞在すると、 感染リスクが高まる。
回し飲みや箸などの共用が感染のリスクを高める。
場面2:大人数や長時間におよぶ飲食
長時間におよぶ飲食、接待を伴う飲食、深夜のはしご酒では、短時間の食事に比べて、感染リスクが高まる。
大人数、例えば5人以上の飲食では、大声になり飛沫が飛びやすくなるため、 感染リスクが高まる。
場面3:マスクなしの会話
マスクなしに近距離で会話することで、飛沫感染やマイクロ飛沫感染での感染リスクが高まる。
マスクなしでの感染例としては、昼カラオケなどでの事例が確認されている。
車やバスで移動する際の車中でも注意が必要。
場面4:狭い空間での共同生活
狭い空間での共同生活は、長時間にわたり閉鎖空間が共有されるため、感染リスクが高まる。
寮の部屋やトイレなどの共用部分での感染が疑われる事例が報告されている。
場面5:居場所の切り替わり
仕事での休憩時間に入った時など、居場所が切り替わると、気の緩みや環境の変化により、感染リスクが高まることがある。
休憩室、喫煙室、更衣室での感染が疑われる事例が確認されている。
宮城県緊急警報
高齢者の感染を予防するには
感染リスクの高まる「5つの場面」
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