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接種後の副反応・予防接種健康被害救済制度について

更新日:2024年1月10日更新 印刷ページ表示

副反応

一般的にワクチン接種後には、体が免疫をつけるための反応を起こします。主な副反応としては、注射部位の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、倦怠感、寒気、発熱などがあります。
治療を要したり、障害が残るほどの副反応は極めてまれではあるものの、ゼロではありません。重大な副反応としては、急性アレルギー反応であるアナフィラキシー等があります。接種後に気になる症状が続く場合には、かかりつけ医など身近な医療機関へご相談ください。

【接種後、起こることがある症状】※下記以外にも副反応の症例は報告されています。

〇アナフィラキシー
・アナフィラキシーとは、じんましんや赤み、かゆみなどの皮膚の症状、くしゃみや咳、息苦しさなどの呼吸器の症状など複数の症状が短時間にあらわれるアレルギー症状のことです。このアナフィラキシーによって、生命を脅かす危険な状態になることをアナフィラキシーショックといいます。
・ショックやアナフィラキシーが接種で認められた場合、接種は受けられません。
・アナフィラキシーの既往や重度のアレルギー症状がある方は、接種前に必ずかかりつけ医に相談したうえで、接種をご検討ください。

〇血管迷走神経反射
・ワクチンを受けたことに対する緊張や痛みをきっかけに、血の気が引いて、立ちくらみがしたり、気を失ったりすることがあります。横になって休めば、自然に治ります。倒れてケガをしないよう、背もたれのあるイスに座って休んでください。

〇心筋炎
・心膜炎
・ワクチン接種後4日程度の間に、胸の痛み、動悸、息切れ、むくみなどの症状がみられた場合には、速やかに医療機関を受診してワクチンを受けたことを伝えてください。

〇ギラン・バレー症候群
・接種後、手足の力が入りにくい、しびれなどの症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。

新型コロナワクチン接種後の副反応への対応方法 [PDFファイル/708KB]

厚生労働省のホームページでは、新型コロナワクチン接種に係る副反応や、発熱・痛みへの対応等について掲載しておりますので、下記よりご確認ください。
厚生労働省 新型コロナワクチンの副反応について<外部リンク>

宮城県新型コロナウイルスワクチン副反応相談センター※令和6年3月31日まで

相談先に迷う場合、宮城県の副反応相談センターにて相談を受け付けています。

詳しくは宮城県のホームページをご覧ください。<外部リンク>

予防接種健康被害救済制度

予防接種では、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が生じることがあります。極めて稀ではあるものの避けることができないことから、救済制度が設けられています。

新型コロナワクチン接種により疾病や障害が生じたり、死亡された場合において、そのような状況がワクチン接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定した時には、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。認定にあたっては、予防接種・感染症・医療・法律の専門家により構成される国の審査会で、因果関係を判断する審査が行われます。

なお、申請から給付が決定するまでは、数か月から一年程度の時間を要する場合もあります。

制度の詳細や申請書類については、厚生労働省の予防接種健康被害救済制度のページ<外部リンク>をご覧ください。

※申請に必要な書類等のうち、医療機関又は薬局等で作成されるものについては、取得するために諸費用が発生する場合があります。こうした諸費用は、請求者のご負担となり、本救済制度の給付対象ではありませんので、ご留意ください。

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