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現地からの生情報~Vol.2 夏まつり編

ノロエステ連合日伯文化協会の盆踊りの様子をお知らせします。(ノロエステはグアララッペス市を含む地域一帯のことです。)

毎年夏に行われるこの盆踊り大会は、踊り手2,000名、参加者総勢5,000名の夏の一大イベントです。

 
 

日本人移民が25年前ブラジルに渡った頃は、移民として渡って来た人達が祖国への思いを抱きながらも、再び生きて祖国の土を踏むことの難しかった時代でした。

当時、ノロエステ連合日伯文化協会の恒例行事として催された盆踊り大会に見物に行った時のことです。「会津磐梯山」「炭鉱節」「ソーラン節」等の民謡に合わせて踊る人達から、祖国への郷愁の念が歌全体踊り全体に溢れているように伝わってきて、思わずその場に立ち尽くしてしまった事があります。それは、私の頭から足の先までしびれるような感動でした。

その時初めて自分の体内に流れる民族の血というものを知りました。

あらから月日が流れ、ブラジルもブラジルの日系社会も大きく変わりました。

日系社会も今や、「開拓を知らない」世代の時代となりました。若い人達は底抜けに明るく、奔放に盆踊りに参加します。

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