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佐倍乃神社本殿とタラヨウの木

歴史資料

佐倍乃神社本殿 

佐倍乃神社本殿の写真

 道祖神社のことを「さえのかみ」とも呼び、江戸時代には道祖神社と称されていましたが、明治7年(1874)に古称の「佐倍乃神社」に改称されました。 

 社伝によれば、佐倍乃神社(道祖神)の祭神は、猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)、天鈿女命(あめのうずめのみこと)を祀っていますが、慶長7年(1602)の野火で、宮社と古文書類を焼失したことから詳細は不明となっています。
 江戸時代の『安永風土記書出』によると、本殿は三間二間、拝殿は五間三間、長床は五間二間であったことが書かれています。現在の拝殿は入母屋造りの桟瓦で、元禄13年(1700)に伊達綱村が建立したと伝えられ、棟札に宝暦7年(1757)に修造したと書いてあります。
 本殿は素木造の建物で、形状は三間社流造、屋根はスレート葦(もとは茅葺(かやぶき))、棟に千木と勝魚木(かつおぎ)をのせています。大きさは桁行 5.4m、梁間(はりま)3.4mで、三間の向拝を下ろしています。内部は外陣と内陣に別れ、外陣の正面に菊花紋金具を付けた板戸があり、その両側は引違 の横桟板戸(よこさんいたど)となっています。また、内陣の中央には、三方を廻れるように板で囲われた秘殿があります。
 年代は、本殿棟札に「正殿造営寛政三年」(1791)、8代藩主伊達斉村の寄進と書かれていることから、江戸後期に建築された建物と考えられています。

タラヨウの木

 佐倍乃神社の拝殿に向かって右手にあるタラヨウの木は、樹高約20m、直径約80㎝で、地上約10mの高さまで一枝もなく、樹冠は ほぼ円錐状で丸く、枝葉は繁盛し堂々と立っている神社の御神木です。もちの木科の植物で、別名もんつきしば・のこぎりしばとも呼ばれ、この地域を含む宮城 県がタラヨウ植生の北限となっています。その中で、佐倍乃神社の木は、北限地帯のタラヨウの巨木として大変珍しい貴重なものです。
タラヨウの木の写真
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