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名取老女の碑

歴史資料

名取老女の碑写真

 東北の熊野信仰の中心的存在である名取熊野三社(新宮、本宮、那智)の勧請(かんじょう)について、昔から「名取老女」の物語が地元に言い伝えられています。
 その伝承によれば、「昔、陸奥国の名取の地に一人の巫女がおり、深く熊野権現を信仰し、毎年紀州熊野に参詣していましたが、年老い、参詣できなくなったの で付近に小さな熊野三社を建てお参りしていました。その後、旅の山伏に紀州熊野権現のお告げあり、夢がさめ枕上にあった一葉の椰(なぎ)の葉を見ると虫が 喰ったような跡が現れ、それをたどると「道遠し年もいつしか老いにけり 思いおこせよ我も忘れじ」という和歌となり、その和歌を山伏が老女に伝えたとこ ろ、感激し涙を流したとされています。
 これまでの老女の信心深い行いからその徳が広がり、保安年間(1120~1124)に、現在の高舘熊野堂と吉田に熊野三社を勧請されたと伝えられています。

 このような名取老女の徳を偲んで、文化8年(1811)地元の人々によって建立されたのが名取老女の碑です。ここでは老女の健脚にあやかり、草鞋(わらじ)や草履(ぞうり)を奉納する風習があります。

交通案内

アクセスマップ

部署名:教育部文化・スポーツ課
▼文化振興係、文化財係、スポーツ振興係
〒981-1292 名取市増田字柳田80
電話:022-384-2111