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知りたい!備えたい!身近な防災
6月13日(火曜日)
「大雨台風のしくみ」
講師 おてんきぼうさいラボ 小林 亮太氏
3回シリーズの最初は、大雨や台風について、ぼうさいラボの方からお話をいただきました。
大雨で起こる災害、大雨の時に出る情報の意味、防災情報を見るポイントについて、受講生の質問を取り入れながら、分かりやすくお話ししていただきました。
その中で、警戒レベル4は命のボーダーラインということ、防災気象情報キキクルが、自分のまわりが危険か安全か、具体的に判断できる有効なものであるというお話がありました。講座の中で学んだことを、これから役立てていきたいものです。
7月11日(火曜日)
「地震・津波について」
講師 仙台管区気象 地震火山課 地震津波防災官 吉田 知央氏
最初に、アンケート形式で、講話の内容について事前に理解度を確認し、講座の内容について意識を高めることができました。
そのあと、地震・津波の様々な情報の流れとその内容について、実際の例をもとに分かりやすくお話していただきました。さらに、長周期地震動による高層ビルのゆれ、北海道・三陸沖後発地震など、新しい話題についてもお話をいただきました。
様々な質問が出てきて、受講者のみなさんの地震や津波に関する関心の高さが見られました。
8月22日(火曜日)
「大雨台風のしくみ」
講師 名取市防災安全課 丹野 芳弘氏
名取市消防本部での経験をもとに、東日本大震災の被害の様子や、これまでの名取市で起こった大きな災害についてお話をいただきました。消防本部での実体験をもとにしたお話には、受講者のみなさんも真剣に聞き入っていました。いざというときのために、安心シートや110番通報シート、災害の備えチェックシートなどが配布され、日ごろからの備えの大切さを知りました。最後に、トイレ用テントと簡易トイレについて実物を使いながら、使い方を教えていただきました。
受講者のみなさんからは、実際に避難所になった場合のことや、救命救急士の講習についての質問もあり、防災への関心が深まったようです。