本文
認知症になっても自分らしく地域で安心して暮らせるまちづくり
名取市では、「認知症になっても地域で安心して暮らせるまちづくり」を目指しています。
誰もが認知症になる可能性があり、「備え」が必要です。
認知症になると、生活する上でいろいろな困りごとがでてきます。認知症の人を理解し、支援していくためには、認知症についてよく知ることや地域でのつながりが必要です。
市では、“認知症を正しく理解し、地域がつながり、人が支え合う”をまちを目指しています。市内の地域包括支援センターに「認知症地域支援推進員」を配置して、介護・医療・地域をつなぐまちづくりに取り組んでいます。
詳しくは、「認知症に関する相談窓口」をご覧ください。
- 認知症支えあいガイド
- 認知症サポーター養成講座
- 認知症の本人・家族を中心とした交流会
- 認知症カフェ
- 認知症初期集中支援チーム
- 認知症ひとり歩き高齢者「無事かえる事業」
- 高齢者見守り活動に関する協力協定について
- 世界アルツハイマー月間の取組
「認知症」とは?
認知症は、特別な病気ではなく、誰にでも起こりうる病気です。いろいろな原因で脳の細胞が損傷を受けたり、働きが悪くなったりすることで記憶力や判断力の認知機能が徐々に低下し、生活のしづらさが現れる状態をいいます。
症状に早く気づき、適切な対応や治療、支援を受けることで、症状を軽くしたり、進行を遅らせることができるものもあります。
1. 認知症支えあいガイド
多くの人に認知症を正しく理解していただき、自分や家族が認知症になったとき、どのように生活を送るのか大まかな目安として流れ等を記載したガイドブックです。
認知症支えあいガイド(保存版) [PDFファイル/25.51MB]
2.認知症サポーター養成講座
認知症について正しく理解し、地域でさりげない見守りとやさしい声がけを行う応援者(認知症サポーター)を増やす取り組みをしています。
認知症サポーター養成講座(90分)の受講後に、認知症サポーターの証である「オレンジリング」をお渡ししています。
町内会、学校、老人クラブ、通いの場、お友達同士などで受講してみませんか?
地域包括支援センターまでお気軽にお申込みください。
3.認知症の本人・家族を中心とした交流会
本人同士や家族同士が知り合い、同じ悩みを経験した仲間として語り合うことで、気持ちが楽になったり、いろんな情報がもらえる場です。市では、下記の事業所に委託をし、認知症の人やその家族等の交流会を開催しています。詳しくは、問い合わせ先へお気軽にご連絡ください。
名称 | 問い合わせ | 開催チラシ |
---|---|---|
認知症の方と暮らす家族のつどい |
在宅介護支援センターハートフル Tel022-382-9187 |
R5年度ハートフル[PDFファイル/227KB] |
さふらんカフェ |
バイタルケア名取「さふらんカフェ」係 Tel022-384-1175 |
令和5年度さふらんカフェ[PDFファイル/628KB] |
家族介護者のつどいの会 |
在宅介護支援センターひまわり Tel022-386-6291 |
|
いっぷく堂 |
名取市社会福祉協議会「いっぷく堂」係 Tel022-399-8856 |
令和5年度いっぷく堂[PDFファイル/506KB] |
うらやす倶楽部 |
特別養護老人ホームうらやす Tel022-383-3750 |
令和5年度うらやす倶楽部[PDFファイル/747KB] |
だんらんかふぇ | 指定居宅介護支援事業所ねむの木Tel022-383-1045 | 令和5年度だんらんかふぇ[PDFファイル/426KB] |
ぴの・そーれ |
特別養護老人ホーム松陽苑 Tel022-384-3663 |
令和5年度ぴーの[PDFファイル/323KB] |
4.認知症カフェ
認知症カフェは、カフェのように自由な雰囲気のなかで、支える人と支えられる人という隔てをなくして、地域の人たちが自然に集まることのできる新しい場所です。地域の人たちが気軽に集い、認知症の人や家族の悩みを共有しながら、専門職に相談もできる場所となっています。
担当の地域包括支援センターまでお気軽にご連絡ください。
5.認知症初期集中支援チーム
おれんじサポートなとり(認知症初期集中支援チーム)は認知症の専門知識と豊富なケア経験を持つチームです。早期に専門医療機関の受診・治療につなげ、適切な医療やサービスなどが受けられるように支援します。
もし、「家族が認知症かもしれないが病院に行きたがらない」、「必要なサービスを利用したいけど本人が嫌がっている」などで悩んでいる方がいたら、まずは担当の地域包括支援センターに相談をしてください。「おれんじサポートなとり」と連携を図り、支援します。
認知症初期集中支援チームのリーフレット[PDFファイル/496KB]
6.認知症ひとり歩き高齢者「無事かえる」事業
認知症の高齢者等が、警察に保護されたときにできるだけ早くご家族の元に戻ることができるよう、事前に高齢者の情報を登録し、岩沼警察署と情報共有しておくものです。
詳しくは、認知症ひとり歩き高齢者「無事かえる」事業をご覧ください。
7.高齢者見守り活動に関する協力協定について
市では、下記事業所等と高齢者見守り協力協定を締結しています。配達時や検針時に見守りを行い、異変があった場合には市へ連絡するといったように、市、事業所等および関係機関が協力して高齢者の見守りを行っていきます。
みやぎ生活協同組合
宮城中央ヤクルト販売株式会社
名取市内河北新報取扱店
名取市内郵便局
仙台市ガス局
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
名取岩沼農業協同組合
8.世界アルツハイマー月間の取り組み
名取市の世界アルツハイマー月間の取り組みをご紹介します。