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企業理念である「精緻と調和」を追求し、革新的モノづくり工場への挑戦を続ける
インタビュー 中島 明 人事・総務部長
設立・・・・・1971年6月
従業員数・・・約300名
事業内容・・・精密機械器具製造(精密加工事業、産業機器生産事業、設備設計・製作事業、モノづくり支援事業)
仙台ニコンは、設立以来半世紀の間にニコングループにおけるカメラの開発・生産拠点として1300万台以上のカメラを世に送り出してきました。そして、私たちはその生産を通して精密加工や設備開発を始めとする様々な技術を積み上げ、生産性の追求に尽力して参りました。
時代とともにカメラの生産は海外にシフトし、当社は新たな事業領域への挑戦を続けていますが、そこにはこれまでに身に付けた様々な技術が活かされています。
近年、コンプライアンスとサスティナビリティへの強化に力を入れ、働きやすさを追求するとともに環境に優しい工場を目指しています。
「モノづくり支援事業」はお客様の工程を拝見(分析)し、その中に顕在・潜在する様々な阻害要因に対する改善を行うことにより、生産性を最大限に向上させるご提案を行うもので、当社の技術力の集大成です。場合により、工程の一部には自動化された装置をご提案することもあります。お客様の工程が持つ状況をよく見て、ご要望に添った形で生産性向上を実現します。
名取市はすべてのバランスが「丁度良い」都市だと感じています。鉄路や空路、道路網等のアクセスの良さ、という点は勿論のこと、都市の規模が適度であるために、当社のような企業と行政の距離が近く、様々なご相談をしやすいという点もメリットとして大きいものと感じています。
また、市内に教育機関が充実していることも、採用活動の面で役立っています。
長く働いてもらえる人財が欲しいので、地元の採用活動には力を入れています。名取市の協力を得ながら、会社説明会の参加や、学校との繋がりも積極的に行っています。また、地域との関わりを大切にし、地元自治会との繋がりや、学校関係者との交流を行い、工場を見学してもらったりしています。
ふるさとなとり秋まつり併設 元気なとり工業展ではブースを出店するなど、地元とのつながりを大切にしています。