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人の人生に少しでも幸せを届けられる企業に
インタビュー 相澤 太 代表
従業員数 20人
事業内容 水産加工業及び飲食事業
地元で水揚げされる魚介類を使用した商品の製造と販売を主な事業としていて、名取市閖上で本社工場とカフェの2施設が営業しています。近年は主力商品の釜揚げしらすを中心に名取市の新しい特産品を看板商品としています。また、閖上特産品赤貝の鮮魚出荷及び商品を製造しています。カフェでは「地元で獲れるしらすの魅力を発信する拠点とすること」を目標に営業を始めました。しらすプレートなどが人気で、SNSで若い方たちから反響をいただいたりしています。
主力商品は2017年より宮城県水揚げが開始された釜揚げしらすです。震災後すぐに現会長と二人で静岡県のしらすメーカーで従事する事になり、釜揚げしらすの製造方法を習得できました。宮城県でしらすが獲れ始めてからは釜揚げしらすの製造をメインとしています。釜揚げしらすを製造するにあたり一番重要なのは鮮度が良いしらすを加工する事。よって原料を漁獲する漁師さんの協力無くして良い釜揚げしらすは作れないと考えています。しらす漁が始まって以来、漁業者と協力し合い、しらす漁を地域の産業に育てるべく注力しています。
私は沿岸地域に住んでいますが。雨や雪が少なく住みやすい気候だと思います。加えて、仙台空港、常磐道のインターチェンジが近くにあるためどの都市にもアクセスがし易いところの魅力です。また、仙台という商圏が車で30分以内にあるため、鮮度が重要な海鮮を取り扱う事業者には大きなメリットです。空港を利用して日本全国や海外と取引している事業者もあると聞きます。
水産業に従事している身として、震災後の地元水産業の復興と発展の為、同業者と共にイベントの開催や組織的に活動しています。しらす祭りなどを開催し若手の中心的な存在として地元産業をけん引していきたいと考えています。