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応急処置マニュアル 心肺蘇生の手順(成人16才以上)
更新日:2024年1月10日更新
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心肺蘇生法の手順 成人(16歳以上)
1 安全を確認する
- 倒れている人の救助の前に、自らの安全確保を優先します。
- 交通事故の現場や土砂災害などの被災現場、踏切内等、周囲の安全を確認する。
2 反応の確認
倒れている人の肩をやさしくたたきながら声をかけて、反応をみます。
3 たすけを呼ぶ。119番・AEDを手配する。
大きな声で助けを呼ぶ。119番通報をしてもらいAEDを手配する。
4 普段とおりの呼吸があるかの確認
目で腹部と胸の動きを見る。ふだんとおりの正常な呼吸でなければ胸骨圧迫。
5 胸骨圧迫
胸の真ん中にある胸骨の下半分を垂直に約5cm圧迫する。
6 気道の確保(人工呼吸の技術と意思があれば)
7 人工呼吸(人口呼吸の技術と意思があれば)
鼻をふさいで軽く胸が膨らむ程度1秒間かけて2回
息を吹き込む
8 心肺蘇生法の継続
胸骨圧迫をできるだけ中断せずに、絶え間なく続けることが大切です。
他の人の手助けがある場合は胸骨圧迫の質が低下しないように1~2分で交代して実施。
9 AEDの使用
電極パッドを指定の位置に貼り、音声メッセージに従い実施する。
※救急隊又は、医師や看護師が到着するか、傷病者が目を開けたり、普段通りの息をし始めるまで続ける