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ニュースをねらえ!愛島報道局【対象:愛島地区の方】
令和6年度受講生の作品紹介
「消滅伝統工芸を 救え!」 取材:岡部 博さん
「海老束(えびづか)」ご存じですか?床の間にある小さな飾り柱で、柱の中に何故か、木の丸い球がある不思議な物。
愛島在住の針生 義二さん(75)は、25年前、単身赴任で時間を持て余す生活でした。
ある日、彫刻をしている老人に巡り会い「ノミ2本で(海老束)は彫れる」と言われました。師匠の言葉を鵜吞みにし、制作開始。指導を受け、寝食を忘れ彫刻に没頭。出来映えは微細で上品、師匠の作品を凌駕する程でした。
その後針生さんは、愛島に戻り定年を迎え、更に技術に磨きを掛け、周囲の勧めで公募展に出品し、多数の入選受賞を果たしました。日本の生活様式が変貌し、床の間の需要が減り、このままでは消滅の運命をたどる。存続の心配が、いつの間にか工芸技術を継承する方法は無いかという、思案に変化していました。
思い付いたのは、「海老束教室」を公民館で開催し、伝統工芸の告知と「海老束」作りの輪を広げる方法。コロナで教室は中断しましたが,「彫る希望者があれば再開したい」と語っていました。針生さんの目指す未来は、と尋ねた所、気負う事なく「海老束の伝統文化の伝承普及を図る」と言い切る姿がとても印象的でした。
※海老束:床の間の違い棚の、上下の棚板をつなぐ細く短い柱。
針生さんのインタビュー動画は次のリンクからご覧ください。
消滅伝統工芸を 救え!<外部リンク>
「名取市愛島塩手の山中に緑色に輝く高速移動体を見た!」
取材:浅野直彦さん
我々愛島報道局は、愛島塩手の山中に奇妙な建物が存在するという情報を得た。
山中の旧い道を進んでいく報道局員。建物のある場所に向かおうとするも、ほとんどの道は草に覆われ行き止まりになっており、我々の進行を阻む。
そしてようやくたどり着いた現場。そこは、かなり古い建物で周囲は有刺鉄線の柵に囲まれていた。
大きな窓はあるが、奥は暗く中を伺うことはできない。
すると突然、周囲の様子を伺っている我々を威嚇するかのように、建物内に咆吼が響き渡る!
間を置かず襲い来る激しい衝撃!!
閃光の中、緑色に輝く移動体を我々は間違いなく見た!!
令和の時代、まだ我々の知らない存在が愛島地区内にあったのか?
報道局員の目撃したものはいったい何だったのか!?
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名取市は、海から山まで高低差に富む地形をしていますが、昔は海岸線は愛島地区にありました。そしてそこから一気に地形が変化するため、他では余り見ることができない光景があります。
謎解き動画は下のリンクからご覧ください。
名取市愛島塩手の山中に緑色に輝く高速移動体を見た!<外部リンク>
「愛島の宝を見つけました💡」 取材:鈴木 尚子さん
愛島地区に住まい始めて15年ぐらい。
愛島でいろいろな活動をされている、星 香苗さんを取材させていただきました。
初めて会ったのは2017年。第一印象は穏やかなとても優しい方。
取材を進めると、もっと素敵な一面が!!
お子さんのPTAを務めていた時、公民館の職員から声をかけられ「地域力向上講座」に参加。それがきっかけで「愛島もりあげ隊」に入ったそうです。その話には続きがあって、実は行ってみたらPTAの中で1人だけの参加だったと笑いながら教えてくれました。
愛島もりあげ隊の活動はとても楽しい。みんなで季節ごとにイベントを考え、活動している。近年は人員不足だが、公民館で活躍している中高生、「公民館部」に助けられている、と感謝されていました。
星さんは他にも主任児童委員や多方面で活動されています。
そして、なんと同郷だった事がわかり、もっと運命的な出会いだと確信しました。
そんな忙しい星さんですが、実は地下アイドルの追っかけをしているそうです。きっかけは旦那様でしたが、今では1人でいろいろな所に会いに行くそうです。とても素敵です!
今回は時間のない中取材を引き受けていただき感謝しています。
これからも楽しい活動をたくさんしてください。ありがとうございました。
星さんのご紹介動画は下のリンクからご覧ください。
愛島の宝を見つけました<外部リンク>
目的
愛島に愛着を持って住み続ける人、愛島を誇りに思う人を増やしていくために、「愛島の『ニュース』を報道する」という形式で、公民館だよりをはじめSNSなどを通じて愛島の風土や文化、地域活動、地域資源を地区民に対して紹介できる人材を育成する。
内容
開催日程及び内容
いずれも午後7時~9時開催とする。
第1回 6月26日 水曜日 取材の基礎と記事の書き方(講義と実習)
第2回 7月16日 火曜日 動画制作の基礎(講義)
第3回 7月17日 水曜日 SNS動画の撮影・編集(講義と実習)
*作品制作 7月~8月(各自、期間中に取材)
*作品提出締切 9月12日 木曜日
*受講生情報交換会 7月31日 水曜日
第4回 9月25日 水曜日 記事と動画の発表・合評会
(最終的には記事を公民館だよりに掲載し、動画をInstagramで公開する)
対象者
愛島地区住民(原則としてすべての回を受講できる方) ※年齢は問わない。
定員
10名
会場
愛島公民館(講義)、愛島地区一円(取材)
告知手段
公民館だより、Instagram、公民館ホームページ、ためまっぷ、チラシ
講師
TOHOKU360 代表 安藤歩美氏
合同会社WACO CREATE 代表 岩村和哉氏
お申込み(募集終了)
お問い合わせは愛島公民館まで。