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深めよう!那智が丘15

更新日:2025年11月26日更新 印刷ページ表示

「移動研修」

9月11日(木曜日)

「深めよう!那智が丘15」最後の学習会は、瑞鳳殿、大崎八幡宮、仙台市博物館へ移動研修へ行きました。

伊達政宗の霊廟である瑞鳳殿では、ボランティアガイドの方による詳しい解説をお聞きしました。桃山様式の華麗な装飾に託された思いや伊達政宗の興味深いお話をたくさん伺うことができました。
大崎八幡宮では国宝に指定されている社殿の美しさや権現造りの建築様式を見学しながら各々参拝しました。
最後に訪れた仙台市博物館でも、ボランティアガイドの方による丁寧な説明をいただきながら伊達家ゆかりの貴重な資料等を見学しました。

天候の心配もありましたが、無事にすべての見学先を回ることができ、地域の歴史と文化について深く学ぶことができた楽しい移動研修となりました。

深めよう15移動研修風景1

深めよう15移動研修風景2

深めよう15移動研修風景3

「名取郡の道 奥州街道の整備を中心に」

7月31日(木曜日)

講師:仙台市博物館 学芸普及室 倉橋真紀氏

「深めよう!那智が丘15」第2回目学習会は仙台市博物館学芸普及室より倉橋真紀氏をお迎えし、「名取郡の道 奥州街道の整備を中心に」をご講話いただきました。

名取市を通る奥州街道と宿場がどのように整備されたのか、また駅が宿場の最も重要な役割を担っていたことなどをご説明いただきました。伊達政宗がそれまであった幹線道、宿場を再編成しながら、より交通、流通に効率の良い直線状に変更した「奥州街道」について詳しく学ぶことができました。

深めよう15講話風景1

深めよう15講話風景2

「熊野那智神社経塚群」発掘報告会

5月29日(木曜日)

講師:市史編さん室専門員  李 スルチョロン 氏

「深めよう!那智が丘15」の第1回目の学習会は、市史編さん室専門員の李スルチョロン氏をお迎えし、昨年11月25日から12月9日に行われた熊野那智神社経塚群発掘調査の報告会を行いました。

李氏によると、熊野那智神社経塚群は12基の経塚が群集している全国でも珍しい遺跡であり、1号塚の表土2.3センチ下から、灰釉瓶子(かいゆうへいし)「三耳壺(さんじこ)」が正位の状態で出土したという、小さな玉石に経文の一字ずつを書写した一字一石経や寛永通宝も2枚確認され、この経塚群は太平洋が一望できる高所に築かれていることから霊場として特別に選定された可能性が高いと考えらると、報告いただきました。

公民館の研修室で報告会を行った後は、現地に向かい実際に経塚があった場所を説明していただきました。

大変貴重な話を聞くことができ、那智が丘の歴史を知る実り多い時間となりました。

熊野那智神社経塚群発掘報告会研修室

熊野那智神社経塚群発掘報告会現地1

熊野那智神社経塚群発掘報告会現地2

 

 

 

 


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