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水抜き栓を活用しましょう!
更新日:2024年1月10日更新
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皆さんは水抜き栓の操作方法をご存知ですか?
水抜き栓とは、水道管内部の水を抜き、凍結深度より水位を下げることにより、漏水や凍結のリスクを下げることができる器具です。(図1)
いざという時に水抜き栓を活用できるように普段から、ご自宅の水抜き栓の位置や種類、操作方法を確認しておきましょう。
アパート・マンション・借家等にお住まいの方は、管理会社や大家さんに水抜き栓の位置や種類を確認しておくようにしましょう。
水抜き栓の種類及び操作方法
水抜き栓の種類ごとに操作方法が異なります。水抜き栓の種類を確認して、操作しましょう。
※水抜き栓を閉めた後は、宅内の蛇口を開け、水が完全に出なくなることを確認してください。
※再び水を使う際は、すべての蛇口が閉まっていることを確認してから通水してください。
A.地下式手動水抜き栓
建物の外(庭のメーター付近や建物の脇など)に設置されています。ハンドルを回して操作します。
水を抜く(止水する)ときの操作方法
- 蛇口から水を出します。
- 水抜き栓のハンドル部分を時計回り(右回り)に止まるまで回します。
- 蛇口から水が出なくなれば完了です。蛇口を閉めることを忘れないように注意してください。
通水するときの操作方法
- 建物内外の蛇口をすべて閉めます。
- 地面にあるフタを開けて、水抜き栓のバルブ(ハンドル)部分を反時計回り(左回り)に回します。
- 蛇口を開けてみて、水が出ることを確認して完了です。
B.遠隔式手動水抜き栓
建物内にハンドルが設置されています。ハンドルを回して操作します。
水を抜く(止水)するときの操作方法
- 蛇口から水を出します。
- 水抜き栓のハンドル部分を時計回り(右回り)に止まるまで回します。
- 蛇口から水が出なくなれば完了です。蛇口を閉めることを忘れないように注意してください。
※手動の水抜き栓の場合、ハンドルを完全に閉め切っていないと、凍結や漏水につながりますのでご注意ください。
通水するときの操作方法
- 建物内外の蛇口をすべて閉めます。
- 水抜き栓のハンドル部分を反時計回り(左回り)に止まるまで回します。
- 蛇口を開けてみて、水が出ることを確認して完了です。
C.電動水抜き栓
建物内(トイレや洗面所など)に操作盤があり、ボタンを操作し、水抜きを行います。
水を抜く(止水)するときの操作方法
- 蛇口から水を出します。
- 水抜きパネルの電源が「ON」になっているのを確認します。
- 「水抜き」のボタンを押します。(ランプがついているか確認してください)
- 蛇口から水が出なくなれば完了です。蛇口を閉めることを忘れないように注意してください。
通水するときの操作方法
- 建物内外の蛇口をすべて閉めます。
- 操作盤パネルの電源が「ON」になっているのを確認します。
- 「通水」のボタンを押します。(ランプがついているか確認してください)
- 蛇口を開けてみて、水が出ることを確認して完了です。