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電力スマートメーター通信ネットワークを活用した名取市スマート水道メーター共同検針契約締結式
令和4年12月27日(火曜日)に、名取市役所において東北電力ネットワーク株式会社と「電力スマートメーター通信ネットワークを活用した名取市スマート水道メーター共同検針」の契約締結式を行いました。
スマート水道メーターとは、電子式及び電磁式の水道メーターに無線通信端末を接続し、無線通信により水道使用量を自動で検針するもので、共同検針は、東北電力ネットワーク株式会社の電力スマートメーター通信ネットワークを活用し、水道検針データを遠隔にて収集するものです。
名取市水道事業所では、業務の効率化やお客さまサービスの向上を主な目的としてスマート水道メーターの導入を検討し、実証実験を重ねてまいりました。その結果、毎月の検針業務のIoT化(※)や漏水の早期発見などの効果が期待できることから、共同検針方式によるスマート水道メーター化を進める方針を決定し、本日の契約締結式に至りました。
名取市と東北電力ネットワーク株式会社との共同検針の概要について[PDFファイル/1.22MB]
※【IoT(アイオーティー)】
インターネット・オブ・シングス(Internet of Things)の略。
モノに通信機能をもたせ、インターネット接続や、相互に通信することにより自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。
水道事業においても、IoTを用いた先端技術の導入が推進されており、導入技術の実例のひとつにスマートメーターが挙げられている。
この、電力会社の通信回線を活用した水道自動検針の本格的な運用は、東北・新潟地域では初の試みとなります。
将来的には、検針データの活用により「見える化・見守りサービス」の導入を目指すなど、お客さまサービスのさらなる向上に努めてまいりたいと考えております。