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2024なとりこどもファンド採択事業紹介
令和6年度に採択された7グループを紹介します。
1.那智が丘児童センター なちっ子放送局 「ワクワクなちっ子放送局」
昨年度に引き続いて、名取の良いところや楽しいところを伝えたいという思いから、ラジオを通して名取の魅力を発信しました。
イオンモール名取で公開生放送を実施し、名取市長とメンバーで、子どもたちが考える「名取のまちづくり」や「子どもの権利」について、トークセッションを行い、その中で名取市長の魅力も掘り下げました。
また、2024なとりこどもファンド採択グループ「communication world」の活動を取材した内容を名取市公式Instagramに掲載したり、仙台空港へ取材したその様子を名取市公式YouTubeに動画を掲載しました。
↓仙台空港への取材の様子はこちら↓<外部リンク>
2.チームなちふ 「通りたくなる地下道へ!」
新しくできた増田北地下道を通る時に、きれいだけど地下に降りると暗めで先が見えなくて怖いと感じたため、子どもたちも通りたくなる地下道にしたいという思いから、児童センターの子どもたちが作った作品や高校生が日常の一コマを撮った写真等を飾り、地下道を彩りました。
児童センターの子どもたちに作品づくりを協力していただいたことにより、個性溢れる見て楽しい作品を飾ることができました。
また、風鈴や雪だるまなど、季節に合わせて飾るものを変えたことで、地下道から季節を感じ、心を癒して通ることができる地下道になりました。
3.プリマニア 「お菓子制作と販売」
障がいのある方に対する偏見をなくすとともに、社会貢献に携わりたいという思いから、市内障害福祉サービス事業所「みのり園」の利用者と一緒に名取をPRした、せりチーズ味のクッキーや雷神山古墳型のクッキーを作成・販売しました。
2024ふるさと名取秋まつりで販売したことにより、名取市内の方々だけではなく、市外の方々にも名取市の魅力を知っていただくことができました。利益が出た分については、ご協力いただいた「みのり園」に寄付しました。
4.埋まった雷神(ゼウス)を広め隊 「雷神山古墳PR」
東北最大級の大きさの歴史ある雷神山古墳が過去から現在へどのように姿を変えていったのか、名取市内の若い世代と自分たちの学びを共有し、名取の魅力を感じてもらいたいという思いから、雷神山古墳に関するパンフレットを作成し、児童センターや小学校で子どもたちに向けて発表を行いました。
発表の中でクイズ大会を行った際、子どもたちも盛り上がり、実際に雷神山古墳に足を運んでみたいという声も上がりました。
5.ゴミさらし集団 「ゴミさらし大清掃」
自分たちで地域の清掃活動をしたところ、いくら拾っても数日後にはゴミが落ちている現状から、拾ったごみを集めて展示することで、どんなゴミがどれだけ落ちているかを多くの人に知ってもらいたい、地域の美化意識を高めたいとの思いから、市内4つの公園(美田園中央公園・美田園四季の公園・きずな公園・美田園実り公園)で”ゴミひろい大清掃”を行いました。
そして、拾ったゴミをさらすための”ゴミさらし台”を手作りし、美田園中央公園に設置して、どのようなゴミがどのくらい多く落ちているのかをみんなに知ってもらいました。
6.名取北高等学校 家庭部 「地域の人と仲良くなろうの会」
学校近隣の人々と交流をして、お互いのことを知り、災害時には子どもから高齢者まで助け合えるような関係を築きたいという思いから、近隣のデイサービスセンターや保育園、児童センターなどで、ものづくりやレクリエーションを通して多世代の方々と交流を行いました。
多世代の方々との関わりを持つことで、子どもも高齢者も気軽に声をかけ合える関係を築くことができました。
7.communication world 「名取×匠建築でバリアフリーなコミュニケーションの場を作ろう。」
昨年度に引き続き、市内小中学生を対象に、教育版マインクラフト(フィールドで建物を自由に建築し、制作することができるゲーム)を使用して、「名取市の新たな観光商業施設を考える」をテーマにワークショップを行いました。犬・猫カフェを併設した図書館や、仙台空港に温泉の建設など、さまざまな提案があり、子どもならではの視点で名取のまちづくりを考えました。
ワークショップの内容を取りまとめ、子どもたちが考えたまちづくりについて、市長へ提言を行いました。自由で斬新な発想に市長は驚いていました。