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【注意喚起】農業現場におけるクマ類の出没及び人身被害防止対策について
今年度は、東北地方を中心に市街地や集落など人の生活圏へのクマ類の出没が相次ぎ、人身被害が多発しています。県内においても、今年度クマによる人身被害が確認されています。また、クマ類は冬眠に入る前の10 月から11 月にかけて、餌を求めて人里近くまで行動圏が拡大すると一般的にいわれていることから、出没についてより一層の注意が求められます。
農作業を行う際に注意する事項
(1)農作業や柵の設置・点検時等には、ラジオなどで音を出してクマ類に人の存在をアピールする
(2)特にクマ類の行動が活発になる早朝、夕方の農作業や柵の設置・点検時は周囲に気をつける
(3)クマ類が頻繁に出没する地域においては、できるだけ単独の作業は避ける
(4)森林などに隣接する農地では、安全確認を行いながら、クマ類の潜み場となる周囲の灌木などの刈り払いを実施する
誘引物の適切な管理
(1)農作物の収穫残さや放置された果実などがクマ類の誘引物とならないよう適切に処理する
(2)クマ類の侵入を防ぐため、収穫物収納庫の施錠を徹底する
(3)ガソリンなどの揮発性物質も、クマ類の誘引物となるため、保管場所等に注意する
(4)鳥獣対策により捕獲した個体がクマ類の誘引物とならないよう、現地に埋設する場合には、十分な深さに埋設するなど適切に処理する
クマの目撃情報が寄せられた際には、市HP、ナトぽたにより情報発信をしていますので、随時ご確認ください。