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【注意喚起】クマ出没警報の延長とツキノワグマ人身被害防止強化期間について

更新日:2025年10月24日更新 印刷ページ表示

クマ警報が継続されます

 宮城県で、令和7年7月29日(火曜日)から10月31日(金曜日)まで、県内全域を対象に、 クマ出没警報を発令中でしたが、依然、多くの目撃等情報が寄せられ、クマと遭遇しやすい状況が続いていることから、警報を11月30日(日曜日)まで継続することになりました。

 引き続き、なお一層の注意と警戒をお願いします。

ツキノワグマ人身被害防止強化期間について

 県内では、目撃等件数の急増に加え、死亡事故も含めて人身被害が発生しており、山にブナの実などのクマのエサが少ないことで、クマがエサを求めて行動範囲を広げており、人身被害のリスクが高まっています。このことから、県では10月23日(木曜日)から11月30日(日曜日)までを「ツキノワグマ人身被害防止強化期間」とし、人身被害防止に向けた情報発信を集中的に行います。

ツキノワグマ人身被害防止強化期間
Point1 目撃等情報に注意!
Point2 河川敷のヤブに注意!
Point3 入山時のリスクに注意!
Point4 クマのエサとなるようなものの管理に注意!
Point5 基本的な遭遇防止対策の継続を!

 詳細についてはチラシ(ツキノワグマ人身被害防止強化期間) [PDFファイル/316KB]をご確認ください。

クマを目撃したら

クマを目撃した際は、市役所または警察署に情報をお寄せください。

名取市生活経済部農林水産課(電話:022-724-7186 Fax:022-384-4150)

もしくは最寄の警察署へ110番通報してください。

ツキノワグマの特徴

名取市内に生息するクマはツキノワグマです。

ツキノワグマは視力があまり良くないので、主に聴覚と嗅覚にとよって行動し、生活しています。嗅覚は鋭く、人の気配も鼻で察知します。大型なので行動は鈍そうですが、人より早く走ることができます。ただし、ツキノワグマは本来大変臆病で温厚な動物です。

クマに遭遇しないためにクマの主な食べ物は、森のブナやミズナラなどの木の実、その他ミズキ、ウワミズザクラ、ヤマブドウ、クマイチゴなどが知られています。これらは、その年によって実り方が違います。凶作の年にはクマは食べ物を求めて平年より広範囲に行動すると言われており、また、このような年は子どもを生まないことが多くなります。豊作の年は、栄養をたくさん蓄えて母グマが子どもを生むことになり、翌年には子連れグマが多くなります。

クマと遭遇しないために​

  • クマの出没情報をチェックし、子どもたちへも注意喚起しましょう。
  • ひとりで山に入ることは避けましょう。
  • 鈴、ラジオなど音がなるものを身につけましょう。
  • フンや足跡を見つけたら、迂回するか引き返しましょう。
  • クマの行動が活発になる早朝、夕方の外出・農作業は十分気をつけましょう。

クマと出会ってしまったら

  • 遠くにクマを見つけたら、あわてずクマに背を向けず、向き合ったまま後ろにゆっくり後退します。距離が十分に開けばクマも落ち着きます。
  • ものを投げる、大きな声を出す、走るなど、クマを興奮させるようなことは絶対にしないでください。
  • 子グマの近くには、母グマがいる可能性が高いため、子グマを見ても近づいてはいけません。

クマを近づけないために

  • 山林での生ごみは持ち帰りましょう。
  • 庭先の果樹は放置せず早めに収穫しましょう。
  • 農作物の廃棄残渣などが誘因物とならないよう適切に処理をしましょう。
  • 農地を含めた出没地域などでの農作業時には、ラジオなどで音を出して人の存在をアピールしましょう。
  • 人家周辺のヤブなどを適切に刈り払い、クマの隠れ場所となる場所を取り除きましょう。​
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