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令和元年度食育研修会を開催しました!
令和元年8月28日(水曜日)名取市文化会館中ホールにて、『名取市食育研修会』を開催し、当日は計280名に参加いただきました。
講演会では、講師に 日本高血圧学会減塩委員会オブザーバー 野村 善博(のむら よしひろ)氏をお招きし、「おいしく減塩!~減塩食品を賢く選び、使ってみよう~」と題し、減塩を行うことの必要性についてお話しいただきました。
また、今年度より実施している『「元気なとり」減塩プロジェクト』の説明、『減塩食品を使用した試食コーナー』、『JSH減塩食品リスト掲載品展示コーナー』、『血圧測定コーナー』を設置しました。
当日のようす
日時:令和元年8月28日(水曜日)13時00分~16時00分
場所:名取市文化会館中ホール
講演会 「おいしく減塩!~減塩食品を賢く選び、使ってみよう~」
講師:野村 善博(のむら よしひろ)氏 日本高血圧学会減塩委員会 オブザーバー
- JSH減塩食品リストについて
- 宮城県の野菜摂取量と食塩摂取量について
- 野菜摂取量…男性全国3位、女性全国10位/食塩摂取量…男性全国1位、女性全国9位(どちらも平成28年度国民健康栄養調査より)
- 野菜の多く摂ればとるほど食塩の摂取量は増える。
- 高血圧の予防には野菜を摂りつつ、減塩が必要になる。
- まちぐるみの取り組みについて
- まちぐるみの取り組みを行うことで高血圧者の減少が図れる。行政だけでなく、関係団体や特に住民の理解と協力が必要。
(例1)北海道増毛町(海岸部)…増毛醤油(減塩醤油)の製造・販売を行った。結果、高血圧の者の減少がみられた。
(例2)岐阜県下呂市(山間部)…JSH減塩食品掲載品取扱店の増加を行った。結果、高血圧の者の減少がみられた。
その他、減塩を行うことの必要性についてたくさんの情報を講話いただきました!
減塩食品を使用した試食コーナー
- 減塩!きゅうりの浅漬け(『粉末浅漬けの素レギュラー減塩』を使用)
- 減塩!ひじきの煮物(『お塩控えめのほんだし』『増毛醤油』を使用)
- 名取市特産たけのこを使った 減塩!たけのこご飯(『お塩控えめのほんだし』『増毛醤油』、たけのこの缶詰(名取市農産加工連絡協議会)を使用)
- せりのお浸し(『増毛醤油』を使用)
JSH減塩食品リスト掲載品展示コーナー
血圧測定コーナー
保健センター職員による血圧測定を行いました。
正しい血圧の測り方や名取市の健康課題もお伝えしました。
参加者の皆様には、講話や体験を通して、健診を継続して受診し経年で体の変化を自身が理解することや、適正体重の維持、減塩食品の利用に併せて野菜の摂取でも、高血圧の予防に繋がることへの気づきがあった様子でした。
◎講師の野村様と協力いただいた名取市食生活改善推進員のみなさん◎