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予防接種後の副反応・予防接種健康被害救済制度について

更新日:2024年7月5日更新 印刷ページ表示

副反応

一般的にワクチン接種後には、体が免疫をつけるための反応を起こします。主な副反応としては、注射部位の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、倦怠感、寒気、発熱などがあります。
治療を要したり、障害が残るほどの副反応は極めてまれではあるものの、ゼロではありません。重大な副反応としては、急性アレルギー反応であるアナフィラキシー等があります。接種後に気になる症状が続く場合には、かかりつけ医など身近な医療機関へご相談ください。

【重い副反応】

・予防接種後に接種した部位のひどい腫れ
・高熱
・アナフィラキシー
・ひきつけなど
これらの症状があった場合には医師の診察を受けてください。​

ワクチンの種類によっては極めてまれに脳炎や神経障害などの重い副反応が生じることもあります。

※アナフィラキシー:じんましんや赤み、かゆみなどの皮膚の症状、くしゃみや咳、息苦しさなどの呼吸器の症状など複数の症状が短時間にあらわれるアレルギー症状のことです。このアナフィラキシーによって、生命を脅かす危険な状態になることをアナフィラキシーショックといいます。

予防接種健康被害救済制度

予防接種では、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が生じることがあります。極めて稀ではあるものの避けることができないことから、救済制度が設けられています。

ワクチン接種により疾病や障害が生じたり、死亡された場合において、そのような状況がワクチン接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定した時には、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。認定にあたっては、予防接種・感染症・医療・法律の専門家により構成される国の審査会で、因果関係を判断する審査が行われます。

なお、申請から給付が決定するまでは、数か月から一年程度の時間を要する場合もあります。

制度の詳細や申請書類については、厚生労働省の予防接種健康被害救済制度のページ<外部リンク>をご覧ください。

※申請に必要な書類等のうち、医療機関又は薬局等で作成されるものについては、取得するために諸費用が発生する場合があります。こうした諸費用は、請求者のご負担となり、本救済制度の給付対象ではありませんので、ご留意ください。