ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 建設部 > 土木課 > 令和6年度も引続き地籍調査を実施します。

本文

令和6年度も引続き地籍調査を実施します。

更新日:2024年1月10日更新 印刷ページ表示

東日本大震災および新型コロナウイルスの流行により、平成22年度を最後に休止していた名取市の地籍調査が令和5年度から再開しました。令和6年度も引続き地籍調査を実施します。

地籍調査とは

一筆ごとの土地について土地所有者等の立会いを得て、所有者・地番・地目・面積を明確にし、簿冊(地籍簿)と正しい地図(地籍図)を作成します。

地籍調査を実施すると、法務局の公図や登記簿に新しい情報が反映され、正確な土地情報を閲覧することができます。

しかしながら、全国的には地籍調査を実施していない地域や市町村も多く、その場合明治時代に実施された地租改正に伴う土地調査による古い情報がそのまま公図や登記簿に反映されています。

地籍調査は、地域住民の皆さま・地権者の協力のもと、境界や面積などを現代の精密な測量技術により測量することで地籍の明確化を図るために実施されるものです。

地籍調査のメリット

  • 災害復旧が円滑に行われます。
    境界が明確なため、土砂崩れや水害の際の復旧に時間がかかりません。
    (境界以外の要因で時間がかかることもあります。)
  • まちづくりに役立ちます。
    円滑に道路整備・まちづくり等を行うことができます。
  • 土地のトラブルを回避できます。
    登記簿・公図が現況と合致しているので、土地売買の際トラブルを回避することができます。

名取市の地籍調査の実施状況

名取市では昭和48年度に地籍調査が始まりました。現在は9割方完了しており、残すは愛島地区の一部となっております。

地籍調査の流れ

(1)説明会

説明会を開催し、土地所有者の方々に調査の内容や必要性について説明します。

(2)境界の確認(一筆地調査)

地籍調査では、土地所有者の方々に自分の土地の範囲を明らかにしてもらいます。

公図等を基に作成した資料を参考に、調査担当者が現地を訪ねます。

境界を挟んだ土地所有者の方々に、双方合意の上で土地の境界を確認していただき、土地の所有者、地番、地目なども合わせて調査します。

※地籍調査では、この一筆地調査が大変重要となります。

(3)境界の測量(地籍測量)

測量の基礎となる杭を設置し、筆ごとの位置を決める測量を行います。

筆ごとの位置が決まったら、その結果を基に正確な地図(地籍図)を作り、面積を測ります。

(4)結果の確認(閲覧)

作成された地籍図と地籍簿は、土地所有者の方々に閲覧していただき、確認を行います。

閲覧場所は公民館などで、期間は20日間です。万が一、結果に誤り等があった場合には申し出てください。

ここで確証された結果が、最終的な地籍調査の成果となります。

(5)成果の認証・承認

閲覧された「地籍簿」と「地籍図」は、宮城県知事の認証及び国の承認を受けます。

(6)登記所へ送付

地籍調査の成果(地籍図と地籍簿)はその写しが登記所に送付されます。

登記所では、地籍簿をもとに登記簿を修正し、それまで登記所にあった地図の代わりに地籍図を登記所備え付けの正式な地図とします。

以後、登記所では地籍調査の成果を不動産登記の資料として活用します。

  • 地域住民の方々、地権者さまへのお願い
    調査のため、当該区域に立ち入ることがありますのでご協力お願いします。

また、地権者の皆さま(または相続人の方)を調査して立会をお願いするので、参加していただくようお願いします。

地籍調査予定地

令和5年度

愛島笠島字洞谷山
愛島北目字北沢山
愛島北目字二ツ森
愛島北目字棟ノ木山

令和6年度

愛島笠島字高外山
愛島笠島字蜂ヶ森
愛島笠島字槻坂
愛島北目字大沢
愛島北目字空堀山
愛島北目字舘ヶ森
愛島北目字峯打山
愛島八丁目の一部

令和5、6年度地籍調査実施区域[PDFファイル/1.39MB]

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)