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地震が起きたときは
次の10カ条があなたの身体と財産を守ります。
- まず我が身の安全を
- すばやく火の始末
- あわてて戸外に飛び出すな
- 火が出たら初期消火
- 家具の転倒防止・ガラスの飛散防止の実施
- 塀ぎわや、せまい路地に近寄るな
- がけ崩れ、山崩れに注意
- 海岸では津波、低地では浸水に注意
- 余震をおそれず、正しい情報を
- 秩序を守り、向う三軒両隣りで助け合い
いつ避難を始めるか
火災の拡大、大雨による河川のはんらん、山崩れ、がけ崩れの恐れがあり、身に危険がせまったとき。早めに準備し、落ち着いて避難しましょう。
避難するとき
防災ずきん、へルメットなどをかぶって避難してください。はだしは禁物。持ち物は最小限にし、火の始末、ガスの元栓を締めるなど保安対策も忘れずに。
持ち物は
3日間程度自力でしのげる準備を!
非常持出袋 | 必需品 | 携帯ラジオ |
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貴重品 | 印かん、預貯金通帳、現金など | |
食料品 | 缶詰、カンパンなど | |
救急用品 | 傷薬、胃腸薬等の常備薬、三角布など | |
衣類 | 防災ずきん、下着、手袋、くつ下など | |
備品 | 懐中電灯、水筒、缶きり、ナイフ、ロープなど |
※定期的に食料品、衣類、乾電池等の確認を行いましょう。
指定避難所について
いざ災害という時のために、学校や公共施設などを避難所に指定しています。あらかじめ場所を確かめて避難の時に備えておきましょう。
大雨が予想されるときは
災害から身を守るためには、過去の出来事を参考にどんな災害が起きる恐れがあるかを知ることが大切です。テレビ・ラジオなどで台風降雨などの規模、強さの新しい情報を入手しましょう。
すでに被害の出ている地域の状況は、自分のところでもどんな災害が起きるかを知る手掛かり。よそ事とは思わず注意を払い、対策を考えましょう。
自主防災組織を
大地震などの災害が起こったとき、道路の損壊や市街地火災の拡大、避難する車の群れなどで、行政の対応が十分に発揮できなくなることが考えられます。
「みんなでわが家わが町を守ろう」という意識のもと、被害を最小限に食い止めるため、町内会ぐるみによる自主防災組織の行動が必要です。いざという時、力を合わせて対応できるよう役割分担を!
各部の役割
役割分担の例 | 情報連絡部 | 災害情報の収集、伝達など。 |
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消火部 | 出火防止、初期消火など。 | |
救出救護部 | 救急用品の管理、応急手当、けが人の搬送など。 | |
避難誘導部 | 避難路の安全確認、避難所への誘導など。 | |
給食給水部 | 炊き出しや市から配布される食料の配分、井戸の確認など。 |