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令和7年度 男性セミナー(報告)
第1回 「増田の歴史について学ぼう(講義)」
10月7日、男性セミナーが始まりました。今回は、講師に名取市歴史民俗資料館の鈴木美祐氏を招いて、増田の歴史について学びました。約2万年前の増田周辺の地形や増田地区の遺跡、近世以降の増田宿などについてお話をいただきました。
上余田遺跡から出土した円面硯(えんめんけん)は奈良・平安時代の役所の施設で見られる硯(すずり)であることが分かったそうです。また、近世以降の主要幹線道とされている奥大道(おくだいどう)(※)の宿場として増田宿が設けられ、北町や本町では馬の手配、宿の手配、関税の取り締まりなどの宿駅業務を管轄した町役人の住む屋敷があり、江戸時代には増田村に12の神社があったことなどのお話がありました。
歴史に関心のある受講者が多く、昔の増田の様子について知っている方もいて、現在の建物の昔の様子を確かめることができ、盛り上がっていました。次回の散策で行く建物の説明もあり、受講者は興味深く聞いていました。
※ 鎌倉時代に関東と東北を結んだ全長750kmの幹線道路。現在の国道4号線や東北自動車道と重なるルートを持つ。
第2回 「増田の歴史について学ぼう(散策)」
10月28日、前回同様、講師に名取市歴史民俗資料館の鈴木美祐氏を招いて、増田地区を散策しながら増田の歴史について学びました。増田神社をスタートして、市指定天然記念物の衣笠の松、北町検断屋敷跡、名取市の第3~6代市長を務めた荘司庄九郎氏の土蔵造りの邸宅、市登録文化財の鶴見屋の二階建土蔵造倉庫、耕龍寺、広積院(こうしゃくいん)跡の順に見て歩きました。
移動の途中で、雨も降ってきましたが、受講者は熱心に講師の説明に聞き入り、様々な質問をしていました。あらためて、受講者の歴史への関心の高さに感心しました。
配布された資料には、明治から昭和初期あたりの奥州街道沿いの店の配置があり、当時の増田地区の生活に思いをはせながら、楽しい散策となりました。
第3回 「メディカルフィットネス(健康体操)」
11月6日、小畑陽平氏を講師にお迎えして、メディカルフィットネスを行いました。運動能力の向上や転倒防止につながるリズムダンスでは、80代前半に合わせたゆったりとした動きから、70~60代後半の少し速い動きへとリズムを変えて、手足を動かしました。受講者はふだん動かさないところを動かして、最初は大変そうでしたが、次第にスピードに慣れていきました。休憩のあと、60代前半のさらに速い動きになりましたが、リズムに合わせて動くことができました。 歩く姿勢では、首が前に出ないようにし、かかとから着くこと、1.5歩開くこと、前を見て歩くことがポイントとしてあげられました。その他、肩こりに効く動きや全身に効くスクワットの動きも行い、終わった後、受講者がすっきりとした表情だったことが印象的でした。 最後に小畑氏から、運動の留意点として30分程度、食後1~2時間後の運動が望ましいというお話がありました。今回学んだ動きを家庭でも取り入れ、健康につなげてほしいと思います。
第4回 「名取セリや季節食材を使って簡単にできる料理」
12月11日、千葉恵美氏を講師にお迎えして、最後の男性セミナーを行いました。名取のせりは12月が旬の食材。今回はほっきご飯とせり汁、春菊の入ったサラダを作りました。 初めて調理する受講者が多かったものの、講師の細やかな指導により、みんなで協力して食材の下処理を行うことができました。その中でもほっきの水管とヒモを取って、はらわたを取り除く作業は全員が体験し、大変さを実感しました。また、そばつゆ、酢、練りわさび、オリーブオイルで簡単なドレッシングをつくりました。
「料理って面白いですね。」という感想も聞かれ、食事のときも和気あいあいとした雰囲気でした。ドレッシングのピリッとした辛さがサラダをひきたてており、ほっきごはんやせり汁のおいしさに感激する声が聞かれました。 今年の男性セミナーは受講者が多く、皆さんの交流が深まったことは大きな収穫でした。ぜひこのセミナーで学んだことを日々の生活で生かしてほしいと思います。
