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薬を正しく使いましょう

更新日:2024年1月10日更新 印刷ページ表示

薬にはリスクもあります

病気やけがを治したり、体調を整えたりと、わたしたちの生活に役立つ薬ですが、効き目だけでなく、副作用などのリスクもあります。

また、長期間の使用は、中毒症状など健康被害につながることもあります。

薬の副作用などの発生を最小限に抑えて、効きめを最大限に発揮させるためには、薬剤師などの専門家に相談の上、正しく使うことが大切です。

薬の図1

かかりつけ薬局を持ちましょう

受診する医療機関にかかわらず、薬はいつも同じ薬局からもらうことを「かかりつけ薬局」といいます。

相談しやすく、薬の飲み合わせや自分の症状に応じた丁寧なアドバイスや情報をくれる「かかりつけ薬局」を持てば、薬による治療をより安全に行うことができます。

かかりつけ薬局のメリット

  • 同じような薬が重複していないか、飲み合わせの悪い薬が出されていないか、処方内容をチェックしてもらうことができます。
  • 薬の効果や副作用を継続的に確認してもらうことができます。
  • ジェネリック医薬品について知りたいなど気軽に相談することができます。

お薬手帳を持ちましょう

お薬手帳は服用したお薬の記録です。

医療機関で処方された薬、薬局などで購入した薬の名前や飲む量、回数などの記録を残すためのものです。

この記録があることで医師、薬剤師等の医療関係者にどのような薬をどれくらいの期間を使っているのかを知らせることができます。

また、他の医療機関などで薬をもらうときにも、このお薬手帳を見せることで、薬の重複や飲み合わせなどについても確認してもらうことができますので、手帳は薬局や病院ごとに持たず、1冊にまとめて活用しましょう。

薬の図2

薬を服用するときはしっかりと説明を確認しましょう

添付文書などには、用法・用量、効能・効果のほか、保管方法、使用上の注意や副作用などが記載してありますので、必ずよく読んでから使用する習慣を身につけましょう。

分からないことは薬剤師等の医療関係者に聞くようにして、飲み終わる(使い終わる)までは文書を捨てずに保管しましょう。

服用する時間を守りましょう

薬によっては、食前、食間、食後など、服用する時間が決められているものがあります。

服用する時間の目安は次のとおりです。

 食前とは、食事の30分前

 食間とは、昼食と夕食の間のように、食事と食事の間になります。食後2時間後くらい

 (食事中に飲むものではないので注意しましょう)

 食後とは、食事後の30分以内

 寝る前とは、就寝前の30分から1時間前

その他、薬によっては起床後など服用する時間が指定されているものがありますので、決められた時間に服用しましょう。

薬はコップ1杯程度の水で飲みましょう

薬は水で飲みましょう。

アルコール類やお茶、ジュースで飲むと、飲み物に含まれる成分との相互作用で、お薬の効果が変わることや副作用をおこす場合があります。

水なしで飲むとお薬がのどや食道にひっかかったり、食道炎や潰瘍を起こすこともあります。

特にカプセルはくっつきやすいので注意が必要です。

水の量が少ないとお薬の吸収が低下したり、遅くなったりして、お薬の効き目が悪くなることがあります。

十分な水の量で慌てずに飲みましょう。

詳しくはパンフレットをご覧ください(「薬の知識」厚生労働省、日本薬剤師会)

薬の知識[PDFファイル/6.43MB]

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