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ジェネリック医薬品を利用しましょう

更新日:2024年1月10日更新 印刷ページ表示

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは

ジェネリック(後発医薬品)とは、新薬(先発医薬品)と同じ量の有効成分を含み、先発医薬品と同じ効果や作用が得られる、国から安全性が認められた医薬品のことです。

先発医薬品の特許期間が終了した後に製造されているため、薬を開発する研究費用などがかからない分、先発医薬品より安価です。

ジェネリック医薬品を希望するときは

ジェネリック医薬品を処方してもらったり、先発医薬品から変更してもらうには、医師の診療や同意が必要です。
かかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。
ただし、ジェネリック医薬品が製造販売されていない医薬品もありますので、変更を希望されても変更できない場合があります。

ジェネリック医薬品ってどんなものがあるの?

飲み薬だけでなく、塗り薬、消毒薬などジェネリック医薬品として多くのものが製品化されています。

薬の図(瓶とクリーム)

うがい薬の例

空気が乾燥する冬は、インフルエンザや風邪が流行りやすい季節です。
手洗い、うがいをして風邪を予防しましょう。そのうがい薬にもジェネリック医薬品があります。
うがい薬で代表的な「イソジンガーグル液」には下記のようなジェネリックのものがあります。

  • ネオヨジンガーグル
  • ポピヨドンガーグル
  • ポピロンガーグル
  • ポビドンヨードガーグル
  • ポピラールガーグル
  • ポビドンヨード含嗽用液 など

 これらは、製造会社により名前が違いますが、主成分はイソジンと同じポビドンヨード(ポピドンヨード)です。

 ジェネリック医薬品の名称は成分名(一般名)を使用するものが多いです。
 処方箋に成分名(一般名)が書かれていれば、同成分である類似名のジェネリック医薬品を渡されることがあります。

保湿剤の例

冬は空気の乾燥による皮膚のカサカサ、ひび割れ、赤みやかゆみ、乾燥性の湿疹など皮膚のトラブルも多い季節です。
そうした皮膚用保湿剤のひとつに、主成分がヘパリン類似物質の「ヒルドイド」という塗布薬があります。
血流を促したり、角質の水分保持することで保湿効果を上げる医薬品で、皮膚科などでは「ヒルドイドソフト軟膏」「ヒルドイドクリーム」「ヒルドイドローション」として処方されています。
この保湿剤にもジェネリック医薬品があり、一例としては

  • ヘパリン類似物質軟膏
  • ヘパリン類似物質油性クリーム
  • ヘパリン類似物質クリーム
  • ビーソフテンクリーム
  • ヘパリン類似物質ローション
  • ヘパリン類似物質外用ローション
  • ビーソフテンローション など

ヘパリン類似物質クリーム「△△〇」などのように、商品名がついているものも多くあります。

使用頻度が高いものや予防として頻繁に使うものなどは、上手にジェネリック医薬品を取り入れましょう。
薬代の節約にもつながります。
また、お薬手帳を活用しましょう。
お薬手帳は医療機関ごとに作らず1冊にまとめると薬の飲み合わせなど薬剤師に相談しやすくなります。
積極的に活用しましょう。

ジェネリック医薬品の詳細は下記をご覧ください。

政府広報オンライン<外部リンク>