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縦走 令和4年10月号

更新日:2022年10月1日更新 印刷ページ表示

名取駅を目的地に

 名取市では現在「名取駅東地区にぎわい再生計画」の策定を進めています。

 都市計画マスタープランには「増田地区は行政・商業・経済・文化等の都市機能が集積した本市の中心的な役割を担う地域」であり、名取駅周辺は「にぎわい拠点」として位置づけられています。

 一方、高い生活利便性と至便な交通環境がありながら、名取駅東口の周辺エリアは図書館がある複合ビルを除けば、必ずしも「にぎわい拠点」にはなっていないのが現状です。

 名取駅は仙台駅、あおば通駅に次いで県内3番目に乗車人数が多い駅でありながら、通勤通学の利用以外で名取駅を訪れる人はそう多くはないと言わざるを得ません。

 名取駅を通過駅ではなく、目的地にしたい!そんな思いがあります。

 昨年、市民と増田地区の事業者を対象としたアンケート調査を実施して課題を整理しました。今年は策定委員会やワークショップを開催する中で「若者が集まる場所にしたい」との意見があり、尚絅学院大学と名取北高、仙台高専の学生さんに協力いただき、若者との懇談会も開催したところです。

 その中で、図書館東側や防災公園周辺の市有地および増田公園(三角公園)の活用や、若者が来たくなるまちづくりについて意見交換することができました。

 計画策定後は、名取まちづくり株式会社などと連携しながら、事業化に向けた具体的な協議に移行する予定です。

 近い将来、名取駅東口の周辺エリアが、若者を含め多くの人が集まる魅力とにぎわいあふれるまちに進化することを願っています。