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縦走 令和4年11月号

更新日:2022年11月1日更新 印刷ページ表示

歩くということ

 昨年10月にスマホのアプリを活用して歩数を競うイベントに参加してから一年間、一日平均1万4千歩を歩いています。

 下半身には人体の70%の筋肉があるとも言われますが、歩いて足腰を鍛えることは健康づくりの基本ですね。

 私自身、食欲が増したり、食べても太りづらくなったりと、歩くことの恩恵を実感しているところです。

 その一環でという訳ではありませんが、この秋に後立山連峰の唐松岳(2,696m)を歩いてきました。数年ぶりの北アルプス山行です。

 8時間の日帰り登山のために、長野県白馬村まで車で10数時間をかけて往復するという山歩きでした。

 八方池に映る白馬連峰の圧倒的な存在感や、唐松岳山頂から眺める剱岳から槍ヶ岳までの北アルプスの山々の神々しさ。

 遠く雲海に浮かぶ南アルプスの山並みと霊峰富士。言葉もありませんでした。

 山に来ると、私はいつも地球の大きさを肌で感じ、山の懐の深さ、ゆるぎない姿に深く感動させられます。

 それらは私の弱さや心の狭さを戒め、感謝して生きることを教えてくれます。

 山は私にとって人生の「師匠」であり、「恩師」でもあります。

 歩くことは身体に良いばかりでなく、何かを感じながら歩くことで、心の癒しや栄養になるのではないでしょうか。

 自分の歩幅で、自分の速さで無理なく歩く。これも大切なことだと思います。

 皆さんもご一緒にいかがでしょうか。