ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 市長 > 縦走 令和5年4月号

本文

縦走 令和5年4月号

更新日:2023年4月1日更新 印刷ページ表示

名取の歴史を紐解く

 春爛漫の季節を迎えるとともに、花粉症もピークを迎えています。

 今年は最近10年で最大の飛散量ともいわれ、私を含め花粉症に悩む人は、コロナに関わらずマスクを手放せない日々が続きますね。

 春の山野草が咲き誇る里山歩きをしたいところですが、スギ花粉の「宝庫」に飛び込むには少し勇気が必要です。

 さて、名取市では新しい「名取市史』の編さんに着手しています。その第1号となる「名取市史だより」で、市史編さん専門委員会委員長の笠原先生に、十三塚公園の一石十三仏碑にまつわる歴史の謎について取り上げていただきました。

 大変興味深く拝見するとともに、身近な場所にも深い歴史の教えがあることを感じました。

 そういう意味では名取市は歴史の「宝庫」であり、そのひとつひとつを紐解いていく市史編さんは、愛されるふるさとの実現に向けて欠かせない事業だと実感しています。

 前回の市史編さんには、およそ10年の歳月が費やされました。

 今回も「原始・古代」「中世・近世」「近代・現代」「名取熊野」「自然と暮らし」という構成で、膨大な資料と向き合い、専門家の皆様のご協力をいただきながら、作業を進めていくことになります。

 先人たちがどのように歴史を積み重ね、今の名取市を創り上げてきたのか。まずは「名取市史だより』を通じて一緒に学んでいきましょう。

 昔のチラシや風景写真など、なんでもなさそうなものが貴重な資料になることもあります。

 皆さんがお持ちの資料や情報を、ぜひお寄せください。市史編さんへのお力添えをお願いします。