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東北、宮城から世界の空へ
技術を翼に世界の空へ
インタビュー 村井 章浩 代表取締役社長
ジャムコエアロマニュファクチャリングは、株式会社ジャムコ100%出資のジャムコグループ企業として宮城県名取市に2013年1月に設立されました。昨年、設立から10年を迎えた企業になります。会社と同様に若い社員も多く活気に溢れており、航空機関係に携われる喜びと、世界の企業と一緒にもの作りに関われる楽しさを感じながら、従業員みんなが「働きがい」と「誇り」を持てる会社になることを目指して取り組んでいます。
主力商品は、航空機用炭素繊維構造部材と航空機用エンジン部品になります。
カーボンを用いた航空機用炭素繊維構造部材は、航空機にとって強度を保ちつつ軽くすることにより飛行性能と燃費の向上に効果を発揮します。弊社ではADP(Advanced Pultrusion)というジャムコが独自に開発した炭素繊維複合材(CFRP)の連続成形製法を用いて、短時間・低コストでの製品作りが可能となっています。
航空機用エンジン部品は、高温高圧の極めて厳しい環境下に長時間さらされるエンジン部品は、それに耐えうる特殊な合金でできているため、加工には極めて高い技術力が必要です。その製造工程には、溶接、ロー付け、熱処理、放電加工、レーザー加工及び非破壊検査といった特殊工程技術を弊社の強みとして取り組んでいます。
私達の会社は、名取市の愛島台工業団地に有ります。大半が車通勤ですが、なとりん号が会社のすぐ近くに留まるのでバス通勤も可能で便利です。緑も多く、静かで落ち着いており働く環境としては最高だと思います。また、名取市の周りには仙台空港、新幹線、高速道路、仙台港が有り、物資の輸送や出張者の利便性も良く非常に助かっています。
優れた人財に長く働いてもらいたいと考えているので、地元の採用活動には力を入れています。
名取市の協力を得ながら、会社説明会の参加や、学校との繋がりも積極的に行っています。
また、地域との関わりを大切にし、地元の自治会との繋がりや、学校関係者との交流を大切にしています。
工場見学なども行って、地元の方々にも、私達の会社を知ってもらうようにしています。