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道祖神路の道標

更新日:2023年11月28日更新 印刷ページ表示

登録文化財

登録文化財 道祖神路の道標 どうそじんろのどうひょう

  • 石造物 道標の一つ
  • 所在地 名取市植松字西向62-1 旧奥州街道沿い

道祖神路の道標の画像
 館腰神社のすぐ前を通る奥州街道(旧国道4号線)を南に約400m下り、川内沢川にかかる橋のすぐ南に「芭蕉の句碑」が建っている。別名「笠島塚」・「芭蕉塚」とも呼ばれている。
 碑の正面に大きく「道祖神路」と刻まれ、北面に道祖神社や中将実方の由来、碑建立の趣旨が説明され、道祖神社、名取川、仙台城下への距離が刻まれているので一種の道標と考えられる。南面には「笠島はいづこ皐月のぬかり道はせを」と見事な筆跡で刻まれている。
 なお、この碑は高さ84cm以上、幅24cmをはかる。安政3年(1856)に仙台の小西利兵衛と地元の人々によって再建されたもので、それ以前は「笠島塚」といわれる道標があったと伝えられている。