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神楽面

更新日:2023年11月25日更新 印刷ページ表示

登録文化財

登録文化財 神楽面 かぐらめん

  • 美術工芸 彫刻
  • 所在地 名取市高舘熊野堂字岩口51 熊野神社

神楽面の画像
 熊野神社(旧熊野新宮社)に伝わる熊野堂神楽に使用される面である。神楽面現存員数は、8面である。
 仮面が比較的大きいものは、赤漆塗り2面(国鎮之舞と音師霊之舞)と黒漆塗り2面(注連切之舞と種播之舞)の4面がある。仮面が小さいものは、黒漆塗り2面(翁之舞と獅子之舞)及び白仮面(真榊之舞)とはだ色(魚釣之舞)の4面がある。いずれの面も木彫りで用材には桐など使用されているものもある。記銘は確認されない。漆塗りや色彩のある面では、漆箔の剥落が目立つものや面が縦に割れたものを接合して使用しているものがある。
 神楽面は、古い舞楽面を転用して用いており、その製作年代は室町時代末期を主体とする。