ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 市長 > 縦走 令和5年10月号

本文

縦走 令和5年10月号

更新日:2023年10月1日更新 印刷ページ表示

「住みよい街~北海道・東北第1位」

 日経BP総合研究所が働く世代約2万人を対象に調査した「住みよい街ランキング」で、名取市が北海道・東北エリアで第1位に選ばれました。(全国第7位)

 実際に住んでいる街や直近で住んでいた街に対する住みよさを尋ねたもので「安全・安心」「生活の利便性」「医療・介護」「子育て」など、8分野39項目の評価を集計した結果です。

 以前も別の住みよさランキングで全国第3位に選ばれましたが、評価の仕方によっては、名取市が全国でも有数の住みよいまちに成長しつつあると感じています。

 名取市の今があるのは、多くの先人たちがそれぞれの分野で精進の歴史を積み重ねてきた結果であり、私たちはこの素晴らしいまちを未来ある子ども達にしっかり継承していかなければなりません。

 経済面では、東北の空の玄関口である仙台空港や、東北最大級のイオンモール、新たな観光エリアとなった沿岸部など、多くのにぎわいと交流を生むポテンシャルが広がってきています。

 一方、「ほど良く都会でほど良く田舎のちょうどいいまち」が本市の魅力でもあります。経済的な発展と、自然と歴史、人の暮らしの調和をどう図っていくかという視点も大切にしていきたいと思います。

 さて、愛島西部工業団地(愛島台)に株式会社小糸製作所が進出することが公表されました。

 同社は東京都品川区に本拠を置く自動車照明器、航空機部品等のメーカーで、自動車照明器では世界トップのシェアを誇り、連結売上8千億円、連結従業員数2万3千人を超える大企業です。

 東北地方には初進出となり、数百人規模の新たな雇用創出や、自動車関連産業の集積につながることも想定され、経済振興のみならず、名取市の未来に向けたまちづくりの心強いパートナーになってくれるものと期待しています。

 名取市がこれからも住みよさを実感できるまちに進化していけるよう、多様な主体と連携を図りつつ、精進してまいります。