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帯状疱疹について
更新日:2023年6月16日更新
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帯状疱疹とは
水痘(みずぼうそう)と同じウイルスが原因で起こる皮膚疾患です。
水痘が治癒した後もウイルスが神経に潜伏し、免疫低下や加齢に伴い、ウイルスが再び活性化することによって発症します。
皮膚症状の特徴として、皮膚に分布している神経に沿って、水疱が帯状に出現します。
通常、皮膚症状の出現2~3日前から痒みもしくは痛みが出現し、初期は皮膚が赤く腫れます。
1週間程度経過すると、水疱が多発するようになり、発熱、頭痛、リンパ節腫脹などの症状も出現するようになります。通常2~4週間で水疱が破れて痂皮化し、皮膚症状が正常に戻ります。
治療について
抗ウイルス薬の投与(アシクロビル、バラシクロビルなど)をが中心です。
より早期に使用すると効果が高いと言われています。
帯状疱疹を疑う症状が現れたら、できるだけ早く医師に相談しましょう。
予防について
帯状疱疹の予防には、免疫力が低下しないよう日頃から体調管理を意識し、食事・運動・睡眠など健康的な生活習慣を保つことが必要です。
<関連ページ>
帯状疱疹予防接種の一部助成について/page/30347.html