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今熊野神社付属神楽

更新日:2024年1月10日更新 印刷ページ表示

(市指定)民俗文化財 無形民俗文化財

今熊野神社付属神楽写真
 今熊野神社が鎮座する一帯は地元では赤坂山と呼び、神社は別名「赤坂神社」とも言われています。社殿は慶長5年(1600)4月、伊達政宗の命により造営されたと伝えられ、社伝によれば、この地に熊野三所権現を建立したいということで熊野三所権現を信心している女が山籠りをし、百日余りに及びました。そのことを川上邑の長が政宗に陳情して神社が建立されたと言われています。
 この神社に伝わる神楽は、大正5年、宮城県庁において付属神楽として検定任命をへて発足しました。
 神楽は、仙台市茂庭の生出森八幡神社から伝承されたものと言われ、その系統は熊野堂神楽の流れを汲む岩戸神楽で、榊流神楽と称する黙劇の祈祷の舞となっており、拝殿の南側にある間口2間、奥行き2.5間の舞台に、楽屋が付属する神楽殿で奉納されます。

※毎年4月に今熊野神社例大祭などで披露されます。