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(市指定)記念物 史跡
この古墳は、昭和46年に高舘山の中腹(標高124m付近)の熊野那智神社への表参道沿いから発見された、前方後方墳です。
中世から近世にかけて、高舘城の平場の一部として利用されており、かなり変形していますが、全長約60mの比較的大型の古墳です。出土遺物もなく、地形測量以外の詳細な調査は行われていませんが、山頂墳の前方後方墳とすれば、立地状況や墳丘の形などから、名取市内はもとより、仙台平野内でも最も古い時期の古墳の一つではないかと見られています。
所在地:名取市高舘吉田字西真坂